KMC Schedule
116th KMC
9月21日(Sat)
受付:13:30
開始:14:00
参加費:3000円(1チーム)
フォーマット:Team Legacy
定員:34チーム(102名)
会場:カードボックス高槻店
最寄り駅:阪急「高槻市駅」徒歩1分

[[今後の予定を更に見る]]

関西レガシーカレンダー(間違っていても責任は負いません。)
114th KMC Final Movie

レガシーから見たドラゴンの迷路#前編

皆さんこんにちは。

新しいエキスパンションが登場する時期になると毎日スポイラーを追って、ゴブリンが登場しては一喜一憂を繰り返しているぐーんです。
ついにドラゴンの迷路のフルスポイラーが公開されました
先週末はプレリリース・パーティに出かけた人も多いのではないでしょうか。

今回はもうすぐ発売されるドラゴンの迷路のカードがレガシーにどんな影響を与えていくかを考えていきたいと思います。
一部を除き歴代のカード全てを使えるレガシーですが、新エキスパンションの登場でメタゲームが大きく変動することも少なくありません。

早速新カードを見ていきたいところですが、まずはこの1年のうちに登場したカードで
現在レガシーでよく見かけるカードを簡単におさらいしてみましょう。

各カードが採用理由を考えると次のようにカテゴリ分けできると思います。


1、効果が派手
 →《グリセルブランド》、《全知》、《欄干のスパイ》

2、汎用性が高い
 →《死儀礼のシャーマン》、《突然の衰微》

3、特定のデッキに刺さる
 →《魂の洞窟》、《安らかな眠り》、《至高の評決》

4、優秀なクロック
 →《秘密を掘り下げる者》


『1』と『4』はコンセプトを提供しデッキの主役になるようなカード

『2』と『3』はデッキの主役ではありませんが
デッキの潤滑油になるいぶし銀的なカードと考えるとわかりやすいです


さらに補足するならばレガシー特有のマナ域の低さも1つの項目として挙げてもいいのかもしれません。
特にアヴァシンの帰還で登場した《終末》や《天使への願い》等の奇跡カードなどは顕著ですが
基本的には2~4の項目のカードがレガシーで採用されるための前提条件のようなものなので今回は割愛します。

ドラゴンの迷路にはこれらの項目に当てはまるカードはあるのでしょうか?見ていきましょう。


1、効果が派手
デッキの華ともいえるカテゴリです。
このカテゴリに入るカードは単体での利用よりコンボなど他のカードの補助を前提とすることがほとんどですが
新デッキの登場を予感させることも多く新エキスパンションの最大の楽しみと言えます
早速見ていきましょう。


■狂気の種父  (4)(B)(R )
クリーチャー - デーモン
各終了ステップの開始時に、各プレイヤーはそれぞれ自分の手札を捨てる。

6/4



6マナ6/4、回避能力、除去耐性を持ちませんが、ターン終了時に全プレイヤーに対して
《機知の終わり》が発動します。
しかも単発ではなく各プレイヤーのターン終了時ごとにです。
つまり各プレイヤーは戦場に出ているパーマネント以外のリソースを失い
《狂気の種父》がいるかぎりライブラリートップだけでゲームを進めることになります。

マジックにはパーマネントが展開する「盤面」に加えて、自他の「手札」という2つの戦場が存在しますが
《狂気の種父》はその前提をあっさりと破壊し盤面だけが戦場という異常な光景を生み出します
スタンダードでもコントロールに対しての最終兵器という扱いで注目を集めていますが
カードプールの広がるレガシーではアンフェアな手段を駆使して早期に展開する事が可能です

1ターン目、あるいは2ターン目というと通常のデッキであればその後の展開のための下準備をする段階です
その段階で《狂気の種父》が場に出てしまうとプランを大きく変更せざるを得ない、と言うより
プランを変更するための手段を失ってしまうことになります。

《狂気の種父》をコントロールしている側のプレイヤーはパワー6で対戦相手を殴り続けるだけです
運が良ければ相手に何もさせずに勝つこともあるでしょう。

戦場に出すための「アンフェアな手段」ですが
墓地から釣上げるリアニメイト・《実物提示教育》、各種マナ加速が有力候補になります。


もっとも現在のリアニメイトや《実物提示教育》デッキではカウンターなどでサポートができる
《グリセルブランド》が有力なのは大きな懸念材料です
なんにせよほとんど前例がないチャレンジしがいのあるカードです。


■吹き荒れる潜在能力  (3)(R)(R)
エンチャント
プレイヤー1人が自分の手札から呪文を1つ唱えるたび、そのプレイヤーはそれを追放し
その後自分のライブラリーの一番上から、それと共通のカード・タイプを持つカードを追放するまでカードを追放し続ける。
そのプレイヤーはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
その後、そのプレイヤーは吹き荒れる潜在能力により追放されたすべてのカードを自分のライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。



長いテキストを持つ赤の混乱系カードです。書いてあることを要約すると・・・


「各プレイヤーが唱える呪文は打ち消され、ライブラリーの中の同じカードタイプを持つ呪文のいずれかにランダムに入れ替わる」という感じでしょうか


置いておくだけで除去やカウンターが撃ちにくくなり混沌とした状況を生み出しますが
デッキ構成をいじることで《永劫を引き裂くもの、エムラクール》のようなファッティを
強引にキャストできるコンボパーツになります。


デッキの構成を考えてみましょう
まずは《吹き荒れる潜在能力》を戦場に出す手段です。
5マナと比較的現実的なマナコストですが、可能な限り早く出してしまいたいので
《実物提示教育》やマナ加速の併用が現実的でしょう。
他の《実物提示教育》を利用するデッキと違って、このカードが出ている限り
狙ってこのカードを破壊する事は難しいので
見切り発車で《実物提示教育》をキャストすることができるのは好材料です。


次にクリーチャーの構成です。
フィニッシャーは《永劫を引き裂くもの、エムラクール》でいいとして、その他に種となるクリーチャーカードが必要です。
《エムラクール》を確実にキャストするために《エムラクール》以外のクリーチャー以外がライブラリに残っていない状況を作らなければいけないのと
《吹き荒れる潜在能力》が戦場に出たあとの隙を少しでもなくしたのを考えると《悟りの教示者》でサーチできる《羽ばたき飛行機械》を1枚だけ採用するのが有力です。
ただし《羽ばたき飛行機械》を利用する場合、《厳かなモノリス》や《睡蓮の花びら》の様な
マナ加速アーティファクトを利用できないので注意が必要です。

他の選択肢としては4枚搭載できてライブラリーから同名カードを排除できる《戦隊の鷹》あたりでしょうか
こちらの場合だとコンボの前準備として一度《戦隊の鷹》自体をキャストしないといけないのが難点です。
実際の運用を考えるとなかなか難しそうですが、もしかしたらこれ以外にも面白い活用法があるかもしれません。

また今の段階では使いにくくても単体で『対コンボ』『対コントロール』に対しては嫌らしいカードですし
今後登場するカード次第では化ける可能性も秘めています。覚えていて損はないカードでしょう


■縞痕のヴァロルズ  (1)(B)(G)
伝説のクリーチャー - トロール・戦士

あなたの墓地にある各クリーチャー・カードは、それぞれ活用を持つ。
活用コストは、それ自身のマナコストに等しい。

他のクリーチャーを1体生け贄に捧げる:縞痕のヴァロルズを再生する。

2/2



ドラゴンの迷路で各ギルドに設定された迷路走者の1人です
サイズ自体は平凡ですが、自分の墓地のクリーチャーを活用することができます。

ここで注目したいのはその活用コストが各クリーチャーのマナコストである点。

レガシーのカードプールには《ファイレクシアン・ドレッドノート》や《死の影》の様な
極端なマナレシオを持つクリーチャーがありこれらと組み合わせることで
1マナで二桁の+1/+1カウンターを、しかも《縞痕のヴァロルズ》本体だけではなく
『自軍の好きな生物に乗せられる異常なパンプアッパー』として利用できます。

《ファイレクシアン・ドレッドノート》と《死の影》はどちらも運用が独特になるので
両方入れるのは難しいですが《タルモゴイフ》を活用するだけでもそれなりにパンプアップが可能です

《もみ消し》と《ファイレクシアン・ドレッドノート》を採用するデッキならば自然と
《秘密を掘り下げる者》や《墓忍び》が入ってくるので活用の対象先に困ることもないでしょう。

文量が多くなってしまったので今回はここまでです。
2から4の項目は次回お話しすることになります、皆さんのよいレガシーライフを願って。



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デッキの歴史-青白石鍛冶編

皆さん初めまして。
このたび猫山さんの厚意でコラムを書かせて頂くことになりましたぐーんと申します。普段は高田馬場にある晴れる屋さんや西大島のAMCでレガシーをプレイし、ゴブリンやらゾンビやらを横に並べる業務に専念しています。

突然ですが皆さん、レガシーが「いつ」始まったかご存知でしょうか?この質問に対して即答できる人はレガシーをプレイしている方々の中でも意外と少ない気がします。というより僕自身も最近知りました。
レガシーは2004年にウィザーズ社によってType1.5を引き継ぐ形で正式フォーマットに制定されました。それから新セットの発売、禁止カードの指定や解禁など紆余曲折を経て今年の9月には9周年を迎えます。レガシー環境では高速コンボから低速のコントロールまで無数のデッキが構築され、多くのプレイヤーに楽しまれています。
当コラムでは現状のレガシー環境でよくみかけるデッキを取り上げ、そのデッキがどのように開発・発展してきたかを各時期のトーナメント結果を参考に追跡していきます。

前段はこれくらいにして今回のお題です。今回はレガシーのコントロール筆頭格ともいえる「青白石鍛冶」を取り上げてみようと思います。

2010年の2月、《精神を刻む者、ジェイス》というマジックの歴史の中でも有数のパワーカードが登場しレガシーでも広く使われる傍らで、あるカードが産声を上げました。「青白石鍛冶」のデッキ名にもなっている《石鍛冶の神秘家》です。スタンダードでは《饗宴と飢餓の剣》のような強力な装備品や《戦隊の鷹》という強力な相棒が周囲のブロックに存在していたため、早い時期から注目されていたカードでした。しかしレガシーでは一部の白を含むビートダウンで《梅澤の十手》などをサーチするために利用される程度にとどまり、スタンダードほど人気のあるカードではありませんでした。少なくとも、コントロール系のデッキでこのカードの本領が発揮されるのは新たなるファイレクシアの発売を待たなければなりません。

2011年の5月に発売された新たなるファイレクシアは「最終エキスパンションは強い」のジンクス通り強力なカードが多く含まれたセットでした。中でも《殴打頭蓋》は単独で強力なフィニッシャーになり、クリーチャー除去だけでなくアーティファクト除去に対しても高い耐性を持つ点で非常に優れたカードです。5マナという重さも《石鍛冶の神秘家》のおかげで簡単に踏み倒すことができ、デッキに複数枚入れたくないという欠点もクリアできました。このギミックを仕込んだ「カウブレード」は瞬く間にスタンダードを席巻し、レガシーにまで影響を波及していくことになります。まずはスタンダードで活躍していた「カウブレード」を見ていきましょう。

大会名:プロツアーパリ11
日時:2011年6月4−5日
場所:シンガポール
参加者:623

プレイヤー:Paulo Vitor Damo da Rosa
最終成績:優勝

9creatures
1 聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx
4 戦隊の鷹/Squadron Hawk
4 石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic

25spells
1 殴打頭蓋/Batterskull
3 四肢裂断/Dismember
1 神への捧げ物/Devine Offerring
2 乱動への突入/Into the Roil
1 ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
4 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
4 マナ漏出/Mana Leak
4 定業/Preordain
3 呪文貫き/Spell Pierce
1 饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine
1 戦争と平和の剣/Sword of War and Peace

26lands
4 天界の列柱/Celestial Colonnade
3 氷河の城塞/Gracial Fortress
2 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
5 島/Island
4 平地/Plains
4 金属海の沿岸/Seachrome Coast
4 地盤の際/Tectonic Edge


sideboard
1 殴打頭蓋/Batterskull
1 天界の粛正/Celestial Purge
2 糾弾/Condemn
1 審判の日/Day of Judgement
1 剥奪/Deprive
1 四肢裂断/Dismember
2 神への捧げ物/Devine Offering
2 瞬間凍結/Flashfreeze
3 失脚/Oust
1 太陽のタイタン/Sun Titan



レガシーでも初期はスタンダードの「カウブレード」を踏襲して《戦隊の鷹》を採用したもの主流でした。《四肢裂断》を《剣を鋤に》に、《定業》を《渦巻く知識》に、《マナ漏出》を《Force of Will》にと、デッキの各パーツをレガシー標準のものに置き換えるだけでも十分通用したのです。
しかし《Force of Will》をはじめとする大量のピッチスペルのカウンターでサポートすることによって、《戦隊の鷹》のような装備先クリーチャーがいなくても充分機能することが次第に判明していきます。特に重要だったのが《殴打頭蓋》と同じエキスパンションに収録されていた《精神的つまづき》でした。《剣を鋤に》、《稲妻》、《思考囲い》など、強力な除去や手札破壊が軒並み1マナ域に集中していたため、スタンダードよりも《石鍛冶の神秘家》を守ることが容易という皮肉な逆転現象が発生したのです。このレガシー環境に適合したピッチカウンターを背景にクリーチャー5枚という最少構成の装備品デッキが登場することになります。

大会名:グランプリプロビデンス11
日時:2011年5月28ー29日
場所:アメリカ、プロビデンス
参加者:1179

プレイヤー:Owen Turtenwald
最終成績:トップ8

5creatures
4 石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
1 ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique

31spells
1 殴打頭蓋/Batterskull
4 渦巻く知識/Brainstorm
1 世界のるつぼ/Crucible of Worlds
3 目くらまし/Daze
4 Force of Will
3 精神を刻む者、ジェイス/Jace, Mind Sculptor
4 精神的つまづき/Mental Misstep
2 呪文嵌め/Spell Snare
4 行き詰まり/Standstill
1 肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind
4 剣を鋤に/Swords to Plowshares

24lands
4 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
3 島/Island
4 ミシュラの工廠/Mishra's Fatory
1 平地/Plains
4 汚染された三角州/Polluted Delta
4 Tundra
4 不毛の大地/Wasteland


Sideboard
1 殴打頭蓋/Batterskull
3 翻弄する魔道士/Meddling Mage
1 忘却の輪/Oblivion Ring
4 流刑への道/Path to Exile
1 真髄の針/Pithing Needle
3 大祖始の遺産/Relic of Progenitus
1 ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
1 神の怒り/Wrath of God



デッキの構成はレガシー黎明期から活躍していたコントロールデッキ「ランドスティル」に《行き詰まり》と相性の良いフィニッシャーである《石鍛冶の神秘家》パッケージを投入した形になっています。高い防御力を持つものの勝ちまでの道のりが遠くなってしまう「ランドスティル」の欠点を克服することを目指したものです。
しかしこのデッキ、実際にはコントロールよりはクロック・パーミッションに近い構成になっています。《Force of Will》・《精神的つまづき》に加えて《目くらまし》と11枚投入されたピッチカウンターによって《石鍛冶の神秘家》を除去から守り、一度有利になったら《行き詰まり》や《精神を刻む者、ジェイス》で盤面を固定するのが基本的な戦略です。通常なら土地を伸ばしたいコントロールデッキとは親和性が低いとされる《目くらまし》ですが、このデッキではマウントを取るスピードが早いため無理なく採用されています。
グランプリで好成績を収めた《行き詰まり》型の石鍛冶ですが、メタゲームの研究が進むに連れて1ターン目の行動を確保することができる《祖先の幻視》を採用したバージョン、従来通りの「カウブレード」、別口のクロック兼アドバンテージとして《呪文詰まりのスプライト》が採用されたものなどもよくみられ、様々なアドバンテージ手段が試されていました。そしてどの形が主流かということを断定することができないうちに屋台骨を支えていた《精神的つまづき》が禁止されることになります。

グランプリプロビデンスで上位8名のデッキに計27枚採用され、その後のレガシー環境を青一色に染上げた《精神的つまづき》は、環境を歪める危険性を問われこの年の10月に禁止の憂き目にあってしまいます。
しかし《石鍛冶の神秘家》と《殴打頭蓋》パッケージ自体の支配力は衰えることはなく、「青白石鍛冶」はレガシーにおける中速コントロールデッキの定番として定着することになります。《精神的つまづき》を失ってしまったため《石鍛冶の神秘家》単騎での逃げ切りコースは取りにくくなってしまいましたが、イニストラードで《瞬唱の魔道士》を獲得し、クリーチャー数を水増しすることで環境に対応していきます。

大会名:グランプリインディアナポリス12
日時:2012年3月10−11日
場所:アメリカ、インディアナポリス
参加者:1213

プレイヤー:Tom Martell
最終成績:優勝

8creatures
3 瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
4 石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
1 ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique

30spells
1 殴打頭蓋/Batterskull
4 渦巻く知識/Brainstorm
1 対抗呪文/Counterspell
3 Force of WIll
2 コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
1 直観/Intuition
3 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
4 未練ある魂/Lingering Souls
2 思案/Ponder
1 呪文嵌め/Spell Snare
4 剣を鋤に/Swords to Plowshares
2 思考囲い/Thoughtseize
1 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
1 名誉回復/Vindicate

22lands
4 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
2 島/Island
1 Karakas
2 湿地の干潟/Marsh Flats
1 平地/Plains
3 汚染された三角州/Polluted Delta
1 Scrubland
1 沼/Swamp
1 市長の塔/Tower of the Magistrate
3 Tundra
3 Underground Sea


sideboard
1 青霊破/Blue Elemental Blast
1 暗黒破/Darkblast
1 解呪/Disenchant
1 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
1 Force of Will
1 コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
2 非業の死/Perish
2 呪文貫き/Spell Pierce
3 外科的摘出/Surgical Extraction
1 饗宴と飢餓の剣/Swords of Feast and Famine
1 妄信的迫害/Zealous Persecution



1枚で単体除去、全体除去、カウンター、手札破壊のいずれにも耐性を持つ《未練ある魂》が追加のクロックとして採用され、装備品が運用しやすい形になっています。クリーチャー増量にともない使えるタイミングが限定された《行き詰まり》が外され、《不毛の大地》や《ミシュラの工廠》などの色の出ない土地もスロットを失っていくようになりました。
《梅澤の十手》や《殴打頭蓋》などの装備品の存在からビートダウン全般に強く、青と黒に由来する妨害手段の豊富さによって対コンボでも十分渡り合える汎用性が最大の特徴です。《精神的つまづき》が禁止された直後は《稲妻》や《赤霊破》のために赤をタッチした石鍛冶系デッキもありましたが、元々クリーチャー戦をそこまで苦にしないデッキということもあり、コンボに対して妨害の軸をずらせる手札破壊の黒をタッチする形に淘汰されていきました。

現在の「青白石鍛冶」の中には、黒の優秀なクリーチャーを採用した形や、《戦隊の鷹》と《渦巻く知識》によってアドバンテージを獲得するスタンダード時代の「カウブレード」に近いバリエーションも存在しています。この辺りまで来ると攻防にバランスの取れたミッドレンジに近いスタイルをとり、純粋なコントロールとはいえないかもしれません。

大会名:グランプリストラスブール13
日時:2013年4月13−14日
場所:フランス、ストラスブール
参加者:1363

プレイヤー:Alexander Kilyuk
最終成績:トップ16

15creatures
4 闇の腹心/Dark Confidant
4 死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman
3 瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
4 石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic

22spells
1 殴打頭蓋/Batterskull
4 渦巻く知識/Brainstorm
1 対校呪文/Counterspell
2 コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
3 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
2 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
1 思案/Ponder
4 剣を鋤に/Swords to Plowshares
3 思考囲い/Thoughtseize
1 梅澤の十手/Umezawa’s Jitte

23lands
1 忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit
4 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
1 島/Island
1 Karakas
1 湿地の干潟/Marsh Flats
1 平地/Plains
4 汚染された三角州/Polluted Delta
1 Scrubland
1 沼/Swamp
1 Tropical Island
2 Tundra
3 Underground Sea
2 不毛の大地/Wasteland


sideboard
1 対抗呪文/Counterspell
2 拘留の宝球/Detention Sphere
1 強迫/Duress
1 エーテル宣誓会の法学者
3 Force of Will
2 至高の評決/Supreme Verdict
2 外科的摘出/Surgical Extraction
1 思考囲い/Thoughtseize
2 ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique



つい先日フランスで行われたグランプリストラスブールで結果を残したレシピです。青の役割は手札調整とアドバンテージ確保に絞られ、従来の「青白石鍛冶」よりは白黒のコントロール・ビートダウン「デッドガイ・エイル」に青を足したといった方が正確かもしれません。定番カードだった《Force of Will》はメインの青いカードの少なさやアドバンテージを失う点が嫌われサイドボードに移り、代わりに黒の手札破壊が重点的に採用されています。《闇の腹心》や追加のプレインズウォーカーである《ヴェールのリリアナ》など、アドバンテージを取る手段が従来のものと大きく違っている点が最大の特徴です。
現在よくみかける「青白石鍛冶」はメインボードからカウンターを取る形の方が主流ですが、手札破壊や《死儀礼のシャーマン》のマナ加速によって序盤から2マナ域クリーチャーで攻勢を仕掛けやすいこちらのバージョンもメタゲーム次第では有力になるでしょう。

少し足早でしたがレガシーにおける「青白石鍛冶」の歴史を見てきました。
《殴打頭蓋》が登場してから2年間、安定してレガシーで活躍し続けている「青白石鍛冶」ですが、使われる時期のメタゲームや同時に使えたカードによって大きく表情を変えてきたことがわかります。同じコンセプトであってもそれを実現するための手段を多岐にわたって準備してくれるレガシーの懐の広さを感じずにはいられません。

つたない文章でしたが少しでも楽しんで読んで頂けたなら幸いです。皆さんのよいレガシーライフを願って。

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