KMC開催予定
KMCIT 併催レガシー
6月3日(土)
受付:13:15
開始:14:00
参加費:1000円
定員:56人
会場:港区民センター
最寄り駅:地下鉄中央線・JR環状線  弁天町駅 徒歩7分

【今後の予定を更に見る】


関西レガシーカレンダー(間違っていても責任は負いません。)
77th KMC Final Movie

【インタビュー】『イニストラードを覆う影』の注目のカード

来る2016年4月8日に発売となる新セット『イニストラードを覆う影』。すでに公式サイトのカードギャラリーでも全カードが公開されており、「このカードは強いかも!」と目星をつけている方もいるのでは?さて、『イニストラードを覆う影』にもきっとレガシーで活躍できるカードがあるはず!ということで、KMCに参加する強豪たちに早速インタビューをしてみよう!

まずは今期KMCを優勝している3人にお話を伺った




ホサカ

Hosaka Yoshiteru
2016年最初のKMC優勝者、Hosaka。先月開催されたBMO Vol.6でも9位に入賞するなど大健闘を見せた。得意のEsper Stonebladeを強化するカードはあったのだろうか?また氏がこよなく愛するエンチャントレスを復権させるカードは?

①『イニストラードを覆う影』のカードでレガシーで活躍すると思うカード
《精神病棟の訪問者》

②その理由
新しいカードが好きな人がお試しで使うかも。
(エンチャントサイクルに期待したが、大したカードがなかったので)






タムラ

Tamura Shigeyuki
これまで幾度となくKMCITに出場してきた実力者であるTamura。今期は自身初となるKMC優勝を果たし、KMCIT連続出場に大きな一歩を踏み出した。『イニストラードを覆う影』ではTamuraの好むカラーである白黒のプレインズウォーカーも登場しており俄然その活躍に期待が高まる

①『イニストラードを覆う影』のカードでレガシーで活躍すると思うカード
《精神病棟の訪問者》

②その理由
Eva Greenなどで《墓忍び》と共存できる《闇の腹心》として活躍するかも






アサイ

Asai Hiroto
2ヶ月連続の初優勝者、Asai。今年のKMCはいつもと何かが違うと思わせてくれるような新風が吹いた。『イニストラードを覆う影』は黒いカラーリングと墓地を好むAsaiにうってつけのセット。それだけにカードの選定基準も厳しいだろう。さてAsaiが注目するカードとは?

①『イニストラードを覆う影』のカードでレガシーで活躍すると思うカード
《氷の中の存在》
《目覚めた恐怖》

②その理由
呪文をたくさん唱える特性上、レガシープレイヤーが悪いことを考える余地がある。表面もある程度ブロッカーになり、邪魔にならない。裏面がウルトラ怪獣。foilがかっこよさそう。問題はこれを2ターン目に唱えるか?





続いて昨シーズンのタイトルホルダーたちにインタビューしてみよう




バンバ


Banba Taiki
BanbaはEternal Party2015優勝者。栄冠を掴み取ったANTは《虚空の杯》の流行により残念ながら封印となっているもののその実力は健在。現在はSnTを片手にKMCに殴り込みをかける

①『イニストラードを覆う影』のカードでレガシーで活躍すると思うカード
《侵襲手術》

②その理由
ANTが死ぬ
昂揚してなくてもANTは死ぬ
e-sportsの隆盛ですでにANTは死んでいる






イデウエ

Ideue Yuuki
KMCIT7th優勝、BMO Vol.6 BIGMAGIC Sunday Legacy準優勝など圧倒的な強さを持つIdeue。『イニストラードを覆う影』の中に「これは4枚絶対に買う!」と決めたカードがあるとのこと。果たしてそのカードとは?

①『イニストラードを覆う影』のカードでレガシーで活躍すると思うカード
《氷の中の存在》

②その理由
バウンス能力





各コミュニティのメンバーの見解も聞いてみよう




アダチ

Adachi Ryousuke
吸血鬼!ゾンビ!ゴシックホラー!と来ればこの方にお話を伺わないわけにはいかない。黒をこよなく愛する暗黒皇帝Adachi。イニストラードといえば、強力な黒のプレインズウォーカー《ヴェールのリリアナ》を輩出したブロック。今回もレガシーを代表するような黒の強力なカードはあるのだろうか?

①『イニストラードを覆う影』のカードでレガシーで活躍すると思うカード
《床下から》

②その理由
再び現れた”黒い《天使への願い》”。ライフゲインが付いているからもしかしたら使えるかも
相変わらずタップインするけど、代わりにライフをくれる。(驚くべきことにライフを失わない!)
黒に優しい時代になったもんだなぁ…







フトンカイ

大阪布団會
KMC随一の結束力を誇る大阪布団會。メンバーよる厳正な協議の結果選ばれた最もいかしているカードとは?

①『イニストラードを覆う影』のカードでレガシーで活躍すると思うカード
《もう一人の自分》

②その理由
なにもかもがソウルフル!!
スリヴァーデッキ期待の新人!
カウンター不能!
+1/+1カウンターが乗る!
So cool!!

そして武藤◯戯!!
*大阪布団會の総意です







タシロ

Tashiro Kouichi
KMCIT4thの優勝者であるTashiro。親しい人たちからは『教祖』の愛称で親しまれる。根っからの競技プレイヤーである彼はレガシーだけではなく、スタンダード、モダンも嗜む。デッキ選択、カード選択ともに確かな眼力があり彼の意見は是非とも聞きたいところだ。え?個人だからコミュニティじゃない?教祖は一人でもコミュニティです

①『イニストラードを覆う影』のカードでレガシーで活躍すると思うカード
《侵襲手術》

②その理由
《終末》や《実物提示教育》のような致命的なカードをカウンターして、運良く昂揚しているとそのままゲームに勝てるサイドカード







茶単愛好会02(右:Hayaki 左:Sasahara)

茶単愛好会(Hayaki Hirokazu & Sasahara Yasutaka)
無色カードとアーティファクトをこよなく愛するお二人。『戦乱のゼンディカー』と『ゲートウォッチの誓い』で大幅なアッパー調整を受けた茶単デッキの追い風となるカードはあるのか?

①『イニストラードを覆う影』のカードでレガシーで活躍すると思うカード
Hayaki
《溺墓の寺院》
《ウェストヴェイルの修道院》

Sasahara
《遁走する馬車》
(カードではないですが)手掛かりトークン。アーティファクトなので注目

②その理由
Hayaki
《溺墓の寺院》:マナ基盤が安定するのと手札を守ったりもできる。いろいろと悪さが出来そう
《ウェストヴェイルの修道院》:マナが潤沢にあるので無色デッキで使える。表面が伝説でないので並べられるのがいい

Sasahara
《遁走する馬車》:構築物なので《カルドーサの鍛冶場主》と相性が良い
手掛かりトークン:クリーチャーでないので手を出されずらいのがいいです





さて今回のKMC優勝にもインタビューしてみよう。インタビューには優勝したTakisakaに加えて盟友のHoriも参加してくれた。ありがとう!




ホリ&タキサカ(右:Hori 左:Takisaka)

Hori Masataka & Takisaka Touru
共にLandsを使い研究熱心な二人。二人ともKMC Top8常連の強豪だ

①『イニストラードを覆う影』のカードでレガシーで活躍すると思うカード
《侵襲手術》

②その理由
Hori:《壌土からの生命》にささるよね。全国の《被覆》愛好家の皆さん勘弁してください(泣)

Takisaka:《壌土からの生命》を使っている身としては脅威





スペシャルゲストとしてNiwa Hotakaさんもお呼びした。カードギャラリーが公開された頃からブログで熱心に考察を重ねていたカードとは?




ニワホタカ

Niwa Hotaka
カウンターバーン界の期待の星、Niwa。コンスタントに上位に残る実力もさることながら、常に探究心に満ちたデッキ構築をする。主な成績はEternal Party2015ベスト8など。paleのペンネームでKMCサイトにもコラムを寄稿している

①『イニストラードを覆う影』のカードでレガシーで活躍すると思うカード
《氷の中の存在》

②その理由
カウンターバーンにおいて対処できない《タルモゴイフ》や《真の名の宿敵》といったクリーチャーを対処できる可能性がある





さて最後に、KMC運営が注目するカードとは?




IMG_2613.jpg

せれ

①『イニストラードを覆う影』のカードでレガシーで活躍すると思うカード
《霊魂破》

②その理由
レガシー特有のおしゃれ枠カード(として使われそう)







以上だ。あなたが注目しているカードはこの中にあっただろうか?
最後になるがインタビューに答えてくれた皆さん、変身してくれた方、ありがとう!
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KMCIT5th SF Sekimoto Tatsuo(Miracle) vs Omonishi Kojiro(Esper Stoneblade)

KMCIT5th SF Sekimoto Tatsuo(Miracle) vs Omonishi Kojiro(Esper Stoneblade)

By Dome

 KMCIT5thも上位4人が決まり、ついに準決勝が始まった。準決勝2卓4人中なんと3人が猫山軍団構成員であり、猫山軍団が関西最強(?)のレガシー集団であることを証明した格好となった。この準決勝2卓のなかからスイス1位のセキモトと4位のオモニシの猫山軍団の潰し合いマッチアップをお届けする。

 2人とも過去のKMCITでの優勝経験を持つ強豪で2回目のIT優勝がかかるが2人の今期の成績は対照的だ。セキモトは今季ぶっちぎり1位のKMCポイントを稼いでのIT参加、ITのスイスラウンドも負けなし全勝1位で通過に対して、オモニシは今季KMCでは不調気味で当落線上ぎりぎりのポイントでの参加、スイスも最後のバブルマッチを勝っての4位通過となっている。(ちなみにこのバブルマッチの相手が筆者であり、オモニシに負けたせいで筆者は猫山軍団唯一のスイス落ちとなってしまっている。悔しいぞ!)

 1位のセキモトが当然の先手を取っての試合開始だが、この先手後手の差がオモニシに重くのしかかかる。オモニシのエスパー石鍛冶の手札破壊よりも先にセキモトの奇跡コントロールの独楽相殺が決まる可能性が上がるからだ。コントロール能力でも奇跡コントロールに分があるため、基本的にエスパー側がビートダウン側に回るという観点でも先手後手は大きい。はたしてオモニシはこの不利を覆せるのだろうか?

Game1
セキモト

 セキモトが元気よく即座のキープに対して、オモニシは苦渋の1マリから相当悩んでの6枚キープ。セキモトが勢いよく先手2ターン目の相殺をプレイするがこれをオモニシは《Force of Will》。返しでオモニシは石鍛冶殴打頭蓋を決めるが、土地が《沼》、《Scrubland》と青マナがない上に、3ターン目に土地がなく《殴打頭蓋》の打点頼みの苦しい状況となってしまった。その《殴打頭蓋》もセキモトの《ヴェンディリオン三人衆》で底へ送られてしまう。素引きしていた《梅澤の十手》を出して攻撃するが三人衆と相討ちでクロックが消えてしまった。

 そしてセキモトは無人の荒野に《精神を刻む者、ジェイス》を着地させ、《渦巻く知識》を連打する。オモニシは《石鍛冶の神秘家》2枚目と《議会の採決》で逆転を試みるが、セキモトは《剣を鍬に》と《対抗呪文》で退け、《造物の学者ヴェンセール》と《Karakas》のロックが決まったところでオモニシは投了した。

Sekimoto 1-0 Omonishi

Game2
KMCIT5th_SF_01.jpg

 今度はオモニシが先手だがまたも1マリとついていない。対してセキモトはマリガンなし、《師範の占い独楽》を設置する幸先の良い初動。オモニシの2ターン目の石鍛冶(《饗宴と飢餓の剣》サーチ)をセキモトが農場送りにするところで2人の攻防がスタートした。

 オモニシは《渦巻く知識》から《思案》で手札を充実させるが、セキモトの《僧院の導師》に《Force of Will》を切らされてしまい、《相殺》が着地してしまう。オモニシは《時を越えた探索》で打開策を探して逆転を目指す。まず見つけた2枚目の石鍛冶をプレイ、これは無事独楽相殺をすり抜けるがこれは《瞬唱の魔道士》が《剣を鍬に》をフラッシュバックされて《殴打頭蓋》は5マナでのハードキャストとなる。返しでセキモトはまたしても《精神を刻む者、ジェイス》を着地させて《渦巻く知識》連打モードに入ってしまう。

 オモニシは《思考囲い》でお伺いを立て、セキモトのアップキープに瞬唱で《渦巻く知識》をフラッシュバックと細かくスペルを連打して独楽相殺を抜け出そうするが独楽の2枚目が出てくるとどうしようもない。

 《相殺》しにくい4マナのPW《遍歴の騎士、エルズペス》で押し切ろうとするがこれは《対抗呪文》され、遂に《終末》が盤面を平らにする。オモニシのジェイスは《紅蓮破》され、すべてのリソースをコントロールされたことを悟ったオモニシは投了した。

Sekimoto 2-0 Omonishi

セキモトがオモニシを破り決勝へ進出!
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併催KMCスペシャルイベント:賞金首を倒せ!

併催KMCスペシャルイベント:賞金首を倒せ!

by dome

 頃は6月、はっきりいって仕事か学業しかやることないですが、関西のレガシープレイヤーにはこの6月の前半分を生き抜かねばならない理由がある。そう、久しぶりのKMCだ!
kmcit-5a.png

5th KMC Invitational Tounament

日程:6月20日(土)

フォーマット:レガシー(スイス+TOP4によるSE2回戦)
参加費:無料
受付:13:30~


招待制イベントです。
シードのプレイヤー1人を除く、KMCポイントレースTOP16タイのプレイヤーにのみ参加権がございます。


■会場

市民交流センターひがしよどがわ

大阪府大阪市東淀川区西淡路1丁目4−18
TEL:06-6321-3816

■アクセス
JR「新大阪」駅、東口から徒歩5分



KMCIT併催 KMCすぺしゃる

日程:6月20日(土)

フォーマット:レガシー
参加費:1000円
受付:13:30~

通常のレガシー大会です。どなたでもご参加いただけます。
KMCポイントレース除外大会です。


■会場

市民交流センターひがしよどがわ

大阪府大阪市東淀川区西淡路1丁目4−18
TEL:06-6321-3816

■アクセス
JR「新大阪」駅、東口から徒歩5分



 6月20日にはKMCITと併催KMCが開催される。GP京都からのMMA2の発売、そしてGP千葉までの約2か月はお祭り騒ぎだったように思う。そのお祭り騒ぎの余韻が去ったと思えばKMC。レガシープレイヤーに休みはないようだ。

 KMCITには上半期KMCで好成績を収めたプレイヤーが出場し、惜しくもポイント足りずITに出場できないプレイヤーは併催KMCに参加という形になるので、1イベントあたりの参加者の規模は少し見劣りするように見える。しかし実態は次期KMCITに向けた前哨戦であり、いつものKMCと変わらない熱気がそこにある。

 この熱気をさらに盛り上げるため今回の併催KMCではスペシャルイベントを用意した。ゲストを招待して併催KMC参加してもらい、そのゲストと対戦して勝利したプレイヤーに臨時ラウンド賞をプレゼントするイベント、通称賞金首制度を実施することにしました!

 そのゲストは誰か?もちろんKMCがレガシーの大会である以上、ゲストはレガシー界で有名プレイヤーを呼ぶのは確実だ。予算の都合上、車代はほとんど用意できないので当然の関西在住のプレイヤーを呼ぶのだが・・・ほとんどがKMCIT出場権あるわけで人選は困難を極めた。

 いや、いるではありませんか、1人。IT出場のサタケさんと同じくGP京都トップ8、そして日本初のモダンGPであるGP横浜2012で準優勝を果たしたあの男が。

umehara2.png


 そうスペシャルゲストは梅原啓さんです!
 カナディアンスレッショルドを駆ってGP京都トップ8に入った彼の実力は疑いない。またGP千葉でも50位入賞と好調を維持しており、スペシャルゲストにこれほどふさわしいプレイヤーが他にいるはずもない。賞金首役を打診したところ、「KMCを盛り上げるためならやりましょう。」と賞金首を引き受けてくれた。

 梅原がKMCに乱入することで、プレイヤーは内に秘めた強敵との闘いへの欲求とラウンド賞への欲求を解き放ち、会場は闘志の渦で盛り上がるに違いない。はたして梅原を倒す猛者は何人現れるのか?いや、梅原が寄せ付けず勝ち抜くのか?

さあ、挑戦者よ、6/20のKMCに来たれ!
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第12回KMC優勝デッキ紹介 ~UWR Delver~

こんにちは。Domeです。またしても遅ればせながら2月のKMCを優勝したデッキを紹介します。

前回はExplorer Podというミッドレンジ系、どちらかというとローグなデッキが優勝したこともあり
個人的にはコンボデッキが増えるかなと予想していたのですが
(*ちなみに筆者はこの時スニークショウを持ち込みました。惨敗・・・)は概ね当たっていました。

定番のエスパー石鍛冶が最大勢力ではありますが、次ぐ勢力にスニークショウとエルフデッキ
後は、《死儀礼のシャーマン》キラーデッキのPOXが食い込んでいました。
こんな環境では《死儀礼のシャーマン》を使ったミッドレンジは苦しく、ベスト8に1人しかいませんでした。

そんな中、コンボとPOXは若干安定性に難があったのか勝ちきれず、優勝と準優勝は安心安定の石鍛冶デッキとなりましたが、優勝したのはエスパーではなく3色目に火力(赤)を使った石鍛冶でした。


Player:Tashiro Kouichi

Creature
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》

Spells
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《思案/Ponder》
4《呪文貫き/Spell Pierce》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《目くらまし/Daze》
4《Force of Will》
1《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》
1《殴打頭蓋/Batterskull》

Lands
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1《乾燥台地/Arid Mesa》
4《Tundra》
3《Volcanic Island》
4《不毛の大地/Wasteland》

Sideboard
4《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
3《紅蓮破/Pyroblast》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
1《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
1《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1《摩耗+損耗/Wear+Tear》





優勝したのはパトリオット、またはデッキ内容そのままにUWRデルバーと呼ばれるデルバー+石鍛冶デッキでした。
分類としては石鍛冶コントロールではなくテンポデッキに属します。

テンポデッキは《思案》や《目くらまし》等多くの固定パーツを持ちますが
UWRデルバーもやはりデッキリストが固定化しています。
上記のKMC優勝デッキ、UWRデルバーの知名度を一気に上げたGPワシントンを優勝したリストとほぼ同じになっています。
フェッチランドの種類とサイドの《赤霊破》が《紅蓮破》に代わっているだけなので
事実上は同じといっても差支えなく、言い換えればかなり完成度の高いデッキであると言えます。


しかし、このデッキはテンポデッキでありながら《装備品》というテンポロスになりかねない行動も
「取る事が出来る」上にクリーチャーが《殴打頭蓋》含めてもメイン11枚しかなくプレイングは難しい所もあります。

優勝したタシロさんはKMC上位常連の一人で、KMC以外でもスタンダードでGPトップ8の経験も持つ巧者で
タシロさんだからこそ、この成績を収めることが出来たのかもしれませんね。



それではUWRデルバーの戦略を見ていきましょう!


《秘密を掘り下げる者》で殴る

1T目に《秘密を掘り下げる者》を出して2ターン目に変身、後は相手の行動を打ち消すか、除去しながら殴るだけ。
テンポデッキの基本にして理想の行動ですね。
このデッキは《呪文貫き》が4枚入っているので《目くらまし》をケアしたら《呪文貫き》で構えられた!
なんて事が良く起きます。殴られるのを渋々我慢してソフトカウンター2つともケアしたら
今度は《Force of Will》されてやっぱり《秘密を掘り下げる者》が止まらない!って事もおきます。



《石鍛冶の神秘家》から装備品(《殴打頭蓋》)を出す。

今度は石鍛冶デッキの基本にして理想の行動です。
こちらは当たり前ですが《石鍛冶の神秘家》に即座に除去が撃ち込まれる為に
①の《秘密を掘り下げる者》プランよりも成功率は低いでしょう。
普通の石鍛冶コントロールの様に、5マナで《殴打頭蓋》のハードキャストを狙う事も視野に入れたプランであり
テンポデッキとはかけ離れたプランです。



《真の名の宿敵》で殴る。

《真の名の宿敵》を出して攻撃するプランです。
除去された《石鍛冶の神秘家》の置き土産《梅澤の十手》を装備出来るとプランを通り越しイージーウィンになります。



《稲妻》と《剣を鍬に》で相手のクリーチャーを殲滅する。

8枚の1マナ除去を連打して相手のクリーチャーをひたすら除去して行きます。
《死儀礼のシャーマン》に対してテンポを取られずに除去出来る事や
RUGデルバーでは対処が難しい巨大な《タルモゴイフ》も無理せずに除去出来る事がUWRデルバーの利点の1つです。
おかげで通常のテンポデッキでは厳しかった部族デッキへの対抗手段にもなっています。



脅威を打ち消す。

8枚のピッチカウンターと4枚の《呪文貫き》でマストカウンターを打消します。
単純に除去を打ち消すならば、①や、②のプランですが、それ以外にもスニークショウの《実物提示教育》や
ANTの《むかつき》ドレッジの《打開》なんかを打ち消す必要があります。
4枚の《呪文貫き》は④の8枚の除去の裏目を無くす為に採用されており、コンボデッキ相手にも十分対抗出来ます。



以上の5つのプランを相手デッキや盤面の状況、自分の手札に応じ切り替えて戦うのがUWRデルバーの動きとなります。

そして、これらのプランを支える為に《渦まく知識》と《思案》の8枚を使い必要なカードを探し
不要なカードを引かない様にライブラリー操作を行います。
スペルの取捨選択もありますが、引いてくる土地の枚数も重要です。

土地を絞るテンポデッキとして振る舞う場合には《真の名の宿敵》をキャストする3枚の土地があればよく
4枚目以降は引きたくありませんが、しかし《石鍛冶の神秘家》が除去され《殴打頭蓋》をハードキャストする必要がある場合には5マナまで土地を引く必要があります。
他にも《殴打頭蓋》のキャストの為に《不毛の大地》の起動や、《目くらまし》のピッチコストでのプレイを我慢したり
逆に《殴打頭蓋》のハードキャストは狙わずに《渦まく知識》のエサにし
ピッチカウンターを探してテンポデッキとして振る舞ったりする事もあるでしょう。
プレイングの切り替えが難しいですが、その分対応力が高くメタによらず安定して戦うことが出来ます。



2月KMCを優勝したこのUWRデルバーは対応力の高さを活かして死儀礼デッキとアンチ死儀礼デッキの両サイドに対して
満遍なく勝てるデッキだったと言えます。
満遍なく勝てるデッキの「丸さ」が活きると言う事は、言い換えれば多くのデッキが存在し
どのデッキにも勝てる可能性があるレガシーらしい混沌とした環境でもあると言う事です。

この次の3月KMCはその中から何が優勝するのか……次回デッキ紹介のこうご期待!
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第11回KMC優勝デッキ紹介 ~Explorer Pod~

こんばんは。Domeです。遅ればせながら今年最初のKMCを優勝したデッキを紹介します。
2013年後半は《死儀礼のシャーマン》よりもアンチ死儀礼側のデッキや《真の名の宿敵》が注目され
最後はそれらを丸ごとPOXデッキが飲み込んで終わりましたが
今年最初のKMCでは再び《死儀礼のシャーマン》を使った黒緑のデッキが優勝しました。


しかし、そのデッキはジャンドやBUGのような3色グッドスタッフではなく
黒緑2色の、それもレガシーでは珍しいクリーチャーが満載の「出産の殻」デッキでした。


Player:Wakabayashi Taichi
Deck Name:Explorer Pod
Deck Designer:ワカバヤシ タイチ

Creature
4《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4《老練の探険者/Veteran Explorer》
2《闇の腹心/Dark Confidant》
2《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》
2《ゲラルフの伝書使/Geralf's Messenger》
2《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》
1《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats》
1《ウッド・エルフ/Wood Elves》
1《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
1《叫び大口/Shriekmaw》
1《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》
1《スラーグ牙/Thragtusk》
1《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
1《墓所のタイタン/Grave Titan》
1《囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One》

Spells
4《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
2《突然の衰微/Abrupt Decay》
3《出産の殻/Birthing Pod》
2《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》
2《破滅的な行為/Pernicious Deed》
1《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare》

Lands
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1《湿地の干潟/Marsh Flats》
4《Bayou》
6《沼/Swamp》
1《森/Forest》
1《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》

Sideboard
3《思考囲い/Thoughtseize》
3《自然の要求/Nature's Claim》
2《強迫/Duress》
1《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
1《破滅的な行為/Pernicious Deed》
1《突然の衰微/Abrupt Decay》
1《酸のスライム/Acidic Slime》
1《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《毒の濁流/Toxic Deluge》
1《根絶/Extirpate》




優勝したワカバヤシさんのデッキは黒緑の通称『Nic Fit』と呼ばれるミッドレンジ系のデッキでした。
Nic Fitは黒緑の基本である《死儀礼のシャーマン》に加えて《老練の探検者》と《陰謀団式療法》のシナジーによる
【マナ加速+手札破壊】のエンジンを搭載しているのが特徴です。

このエンジンは手札破壊を挟む事、誘発型能力である事、更に基本土地による加速である事から安定感があります。
その上、アンタップインするので爆発力もあるのですが、代わりに対戦相手も加速してしまうデメリットがあります。
そのメリットを活かしデメリットを誤魔化す為に、相手よりも高いマナ域での勝負と
《破滅的な行為》によるボードコントロールを行う形を取っています。

一般的にレガシーで採用されるクリーチャー
《死儀礼のシャーマン》《秘密を掘り下げるもの》《タルモゴイフ》《石鍛冶の神秘家》《真の名の宿敵》・・・
どれも3マナ以下ですね。
(もちろん《実物提示教育》経由の《グリセルブランド》と《引き裂かれし永劫エムラクール》はノーカウントで。)


一方でこのExplorer Podには10枚もの4マナ以上のクリーチャーが採用されています。
レガシーで採用される低マナ域のクリーチャーはどれもが凄まじいまでのコストパフォーマンスを誇るため
単純に勝負するとマナコスト分負けてしまいますが、そこを《破滅的な行為》で一方的に破壊する事で盤面を制圧し
この《破滅的な行為》の起動コストも前述のマナ加速が活かされています。

《破滅的な行為》は基本的には低マナ域を狙い撃ちするのですが、たまに《殴打頭蓋》や《墓忍び》等を倒す為に
自軍諸共、一掃する場合もあります。
そうなった時に損をしない様に、このデッキにはマナ域を問わずCIP能力、またはPIG能力を持ったクリーチャーが多く採用され、《破滅的な行為》でリセットしながらも、殆ど損しないデッキ構成は往年の「The Rock」「マルカ・デス」を思わせますね。


このデッキは高マナ域で勝負しますが、だからと言って5~6マナのクリーチャーを大量に詰め込むと
当然マナ加速できない時に悲惨になります。
しかし、減らすと今度はマナフラッドしてしまうというジレンマがあります。
それを解消する為に、《師範の占い独楽》と《出産の殻》が採用されています。


《師範の占い独楽》はお馴染みのライブラリー操作ですが、《出産の殻》はレガシーでは珍しいカードですね。
《出産の殻》は《老練の探検者》を生贄にする手段であると同時に必要に、応じた高マナ域のサーチを兼ねています。
また《師範の占い独楽》と《出産の殻》のシャッフルを駆使すれば、盤面のマナ域とサーチ先のマナ域が合わない時でも
必要なカードを探しに行く事が出来るので非常に安定してクリーチャー展開をする事が出来ます。



此処まではデッキの核となるエンジンを説明しましたが、今度はエンジンから飛び出してくるクリーチャーの解説です。

クリーチャーの中でやはり目を引くのは
《ゲラルフの伝書使》
《ファイレクシアの抹消者》
《残忍なレッドキャップ》
《アスフォデルの灰色商人》の「黒単信心」ラインでしょう。

《ファイレクシアの抹消者》はこのデッキのフィニッシャーの1つですが、4マナであるため《突然の衰微》が効かず
火力も打ち込めす《真の名の宿敵》でもブロックし辛いのが売りです。

特に《剣を鍬に》を持たない《死儀礼のシャーマン》デッキに対して圧倒的な支配力を持ちます。
仮に《剣を鍬に》が入ったデッキに相手でも、《陰謀団式療法》で安全確認したり
最悪でも《出産の殻》で別のクリーチャーに変換したり出来るのがポイントです。
ワカバヤシさん本人も「うまく活用するように工夫した」との事ですが、これにはまったくもって同意できます。

《ファイレクシアの抹消者》のきつい黒4マナシンボルも《老練の探検者》から大量に《沼》を並べたり
《出産の殻》でサーチしたり出来るこのデッキでは苦にならず、《アスフォデルの灰色商人》の信心稼ぎに役立ちます。
また、この《アスフォデルの灰色商人》も《残忍なレッドキャップ》《ゲラルフの伝書使》《死儀礼のシャーマン》で
信心を稼ぎながら、個々の本体火力と重複すると馬鹿にならない威力でこのデッキのフィニッシャーの1つにもなっています。

ワカバヤシさんは、これら黒単信心の要素を活かして《死者の神、エレボス》も採用してみたいと考えているようで
このデッキの自由度の高さが伺えます。

確かに《アスフォデルの灰色商人》や《ワームとぐろエンジン》で獲得したライフでカードを引くのは楽しそうですね。


2014年最初のKMCは巡りめぐって再び死儀礼デッキが優勝しました。
しかし、この「Explorer Pod」は相手に《死儀礼のシャーマン》が居てもマナ加速出来る様に
また相手の《突然の衰微》が効かない様、クリーチャーとエンジン(《出産の殻》は《突然の衰微》で破壊できません!)で構成されており、アンチ死儀礼側のデッキとも捉える事が出来ます。

依然として《死儀礼のシャーマン》がメタの中心に居る事の表れでもあるのですが
この結果を受けた2月のKMCはどうなったのか・・!?楽しみですね!
タグ : Dome
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