KMC開催予定
82th KMC
8月13日(日)
受付:13:15
開始:14:00
参加費:1000円
定員:127人
会場:港区民センター
最寄り駅:地下鉄中央線・JR環状線  弁天町駅 徒歩7分

【今後の予定を更に見る】


関西レガシーカレンダー(間違っていても責任は負いません。)
80th KMC Final Movie

Miracleミラーマッチ勝率アップを目指して(1)

Miracleミラーマッチ勝率アップを目指して(1)

どうもお久しぶりです。TTWです。
今回は戦略系のコラムです。お題は「奇跡ミラーをいかにして戦うか」です。
最近はめっきりコラムを投稿してなかったので不安でいっぱいですが、最後までお付き合いしていただけたら幸いです。

とにもかくにもまずはサンプルリスト。

Grand Prix Seattle-Tacoma 2015 3位
Player:Brian Demars
Deck Name:Jeskai Miracles

Main
2 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2 《僧院の導師/Monastery Mentor》

-クリーチャー(4)-

4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《思案/Ponder》
4 《終末/Terminus》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4 《Force of Will》
4 《相殺/Counterbalance》
4 《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》
3 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
2 《対抗呪文/Counterspell》
1 《議会の採決/Council's Judgment》
1 《天使への願い/Entreat the Angels》

-呪文(35)-

4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4 《島/Island》
3 《Tundra》
2 《乾燥台地/Arid Mesa》
2 《Volcanic Island》
2 《平地/Plains》

-土地(21)-


Side
3 《紅蓮破/Pyroblast》
2 《摩耗+損耗/Wear+Tear》
2 《血染めの月/Blood Moon》
2 《狼狽の嵐/Flusterstorm》
2 《封じ込める僧侶/Containment Priest》
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1 《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》



一口にミラーマッチと言ってもデッキリストは人によって違いますが、イメージする上での参考なればと思います。またサンプルには入っていませんが、最近はメインボードに《予報》が入っているタイプも流行っています。


chapter1:メインデッキのカードについて


このコラムでは如何にして奇跡ミラーマッチの攻防を有利に進めていくかを解説します。初めに攻防のポイントを説明する前にキーカードをあげていきます。

デッキには様々なカードが入っています。そして手札の中から最も勝算の高い行動を選択していきます。行動の選択肢は大きく分けて二つあります。攻めるか守るかです。このコラムでは、以下の行動とカードを便宜的に下のように呼びます。

自分から行動すること=攻撃側
相手の行動を待つこと=防衛側

自分から動いて状況を有利にするカード=攻撃スペル
相手の動きを妨害して不利を防ぐカード=防衛スペル





1:メインデッキの各カード評価




メインデッキに入っているカードの解説です。すでにだいたい把握されている方はchapter2まで飛ばしてください。

攻撃スペル(盤面を有利にするカード)

相殺
《相殺》
もっとも軽く、《師範の占い独楽》のハーフロックが決まった際は《精神を刻む者、ジェイス》をもしのぐ制圧力を発揮するカードです。ミラーマッチは必然的にマナ域も被っているためナチュラル相殺も起こりやすいです。マストカウンター。

しゅんしょ1
《瞬唱の魔道士》
瞬速を活かして攻めの起点を作り出すことは勿論、打ち消し呪文をフラッシュバックすることにより防衛にも使えるアタッカーです。ミラーマッチにおけるサイド後のキー・クリーチャー。

ヴェンディリオン三人衆
《ヴェンディリオン三人衆》
相手の攻めの起点を潰すことから自分の《相殺》や《精神を刻む者、ジェイス》を通すことまで多方面で活躍するクリーチャーです。パワーも3ありアタッカーとして及第点。瞬速であるため隙をつくりにくいのが利点です。

jace_20151227155808130.jpg
《精神を刻む者、ジェイス》
最強のカードパワーを誇る1枚。クリーチャー戦が主体になりにくいミラーマッチでは落ちにくく、また自身が生み出したアドバンテージで自分を守るため非常に強力なカードです。当然マストカウンター。

天使への願い
《天使への願い》
インスタントタイミングで大量ダメージを見込める1枚ですが、メイン戦は《終末》が残っているためこのカードで決着をつけるのは難しいです。しかしながら、《相殺》にほぼ引っかからないマナ域のコストでプレイできるため《相殺》によるロックを決められたあとでも逆転できる可能性がある呪文です。本領を発揮するのは《終末》が減るサイド後から。

decktech07.jpeg
《僧院の導師》
メンターといえばこれまではサイドボードでの運用が中心でしたが、《天使への願い》に負けないぐらいの打点を発揮するためメインから投入するリストも増えました。《天使への願い》と違い、少ないマナでも活躍できる反面インスタントタイミングでの奇襲攻撃は出来ません。このカードも本領を発揮するのは除去が抜けるサイド後からでしょう。


防衛スペル(打ち消し呪文など)

Force of Will
《Force of Will》
打ち消しで相手の脅威から自分を守ることは勿論、自分の攻めをゴリ押すことにも使える呪文です。唯一マナがなくとも唱えられる呪文であるためここ一番で最も頼りになるカードです。反面、ディスアドバンテージもあるため打ち消したことに見合う取引をする必要があります。

対抗呪文
《対抗呪文》
唯一カードアドバンテージを失わずなんでも消せる呪文です。これと《瞬唱の魔道士》があるときの安心感は大きいです。《紅蓮破》や《赤霊破》で消せない呪文も1:1が取れる貴重な呪文です。

議会の採決
《議会の採決》
戦場に出たあととはいえ、《紅蓮破》や《赤霊破》より幅広いパーマネントを除去できる呪文です。3マナであるため《相殺》されにくい除去ですが、ソーサリーであるためどうしても隙ができます。


不要牌(攻防に影響しないカード。または限定的にしか役に立たないカード)

STP
《剣を鋤に》
攻防のほとんどが非クリーチャー・スペルに関わるものであるため活躍するタイミングが中々ない呪文です。サイド後もそれほど有効なカードではありません。

終末
《終末》
打ち消し以外で《天使への願い》や《僧院の導師》を対処できますが、序盤で必要なカードではないためどうしても無駄牌になりやすいです。また劣勢前提で活躍するカードであるため、自分が有利なときはどうしても使いにくいです。

《平地》
白の呪文を唱える頻度が少ないため白マナしか出ない土地が活躍する機会は少ないです。また、3ターン目まではUUUが出るようにセットランドしたいためセットするのは後半以降ーーーぶっちゃけセットランドしない方がいいまであります。


ドロー操作呪文

《師範の占い独楽》《渦まく知識》《思案》
次回で解説します。

その他防衛スペル

サンプルリストには入っていませんが、メインから投入されていることがよくある呪文です。

パイロ
《紅蓮破》
青い呪文が飛び交うミラーマッチではほぼ1マナの《対抗呪文》として機能します。戦場に出たあとのパーマネントにも対応できるのも良いところです。

スネア1
《呪文嵌め》
後手でも2ターン目の《相殺》に対応できる数少ない呪文です。その他にも《対抗呪文》と《瞬唱の魔道士》に対応できるため中盤以降も活躍できる呪文です。


chapter2:メインゲームの立ち回り方




1:攻防のポイント




・攻撃側のポイント
メインゲームは積極的に攻めることも視野に入れることが大切です。このとき、相手の手札が強過ぎる場合を想定しないことが必要です。(例えば相手が1マナのカウンター+相殺を持っている場合など)
自分の手札に除去が腐っているように、相手の手札にも除去が腐っていて有効牌がそれほど多くない状況がそこそこあります。過信はいけませんが、過大評価も勝機を逸します。

特に先手2ターン目の《相殺》は自分が《対抗呪文》《呪文嵌め》《紅蓮破》を持っていないときは出し惜しみせずにぶつけるべきです。相手の迎撃手段は《呪文嵌め》《紅蓮破》(または《赤霊破》)《Force of Will》に限られるので以外と打ち消されないタイミングです。メインの《呪文嵌め》と《紅蓮破》は多くとも入っていて合計2枚程度、リストによっては1マナカウンターが入っていないものもあります。加えて《Force of Will》はプレイされても1:2交換でこちらが有利です。メインゲームは相手がドロー操作を唱える前、体制が整えきらない間に攻め込む判断が必要とされます。逆にゲーム中盤、相手の手札が整え終わったあとには慎重に攻めることが大切です。


・防衛側のポイント
1枚でも《Force of Will》以外のカウンターがあるなら防衛側に回ることをお勧めします。そして攻めるときは必ず打ち消しを構えながら攻めることが大切です。



2:序盤の攻防の選択




攻めるタイミングでないときに攻めて反撃に遭う。攻めないといけない場面で守りに入ってしまって負ける。MTGあるあるです。ではMiracleミラーマッチの攻めと守りの分岐点はどこか?と聞かれると以下の三つの要素を総合して判断します。それは「自分の手札の内容」、「相手のセットランドの状況」、「相手の手札の枚数」の三つの条件です。特に序盤では「自分の手札の内容」と「相手のセットランドの状況」の二つが重要なポイントです。

:自分の手札の内容から判断する

簡単に言うと「攻めのカードが多いときは攻めろ、守りのカードが多いときは待ち」です。

・攻撃側に回る場合


攻撃側に回る場合の手札の基準は攻撃スペル>防衛スペルの状況です。

例:《相殺》《思案》《精神を刻む者、ジェイス》《剣を鋤に》《Volcanic Island》《Tundra》《溢れかえる岸辺》
(先手2ターン目ドロー後、自分の場には《島》のみ。相手の場には《溢れかえる岸辺》が1枚)


手札に攻め手しかない場合は攻めの一手です。下手に待っても相手の手札が充実していく一方になる可能性があるためカウンターを使わせた方がよいです。運良く通ればラッキー!そのままゲームの流れを持っていけます。相手が既にこちらより質の高い手札ーーー具体的には攻撃スペルと防衛スペルの両方をバランスよく所持していた場合はどのみち遅かれ早かれ負けます。メインはときに強気に出ることが要求されます


・例:《相殺》《思案》《精神を刻む者、ジェイス》《呪文嵌め》《Volcanic Island》《Tundra》《溢れかえる岸辺》
(先手2ターン目ドロー後、自分の場には《島》のみ。相手の場には《溢れかえる岸辺》が1枚)


次は攻撃スペル2枚に対して、防衛スペル1枚の場合ですね。この場合も自分から動いていくことになります。しかし、1点注意が必要です。それは必ず攻撃スペルと防衛スペルを同時に唱えられるタイミングで攻めることです。

何故なら相手も同様に《相殺》を持っている場合、2ターン目に《相殺》をプレイすると相手も《相殺》をプレイしてきます。こうなるとナチュラル相殺できるかの運ゲーになります。そして高確率で手札の《呪文嵌め》は腐ります。

ところが《呪文嵌め》を構えてターンを渡した場合、相手が《相殺》をプレイしてきた場合は《呪文嵌め》で相手の《相殺》を撃ち落として、返しに《相殺》をプレイしてマウントを取ることができます。
相手が動かなければ3ターン目に《相殺》を自分がプレイして、相手が《対抗呪文》を唱えてきた場合は《呪文嵌め》で打ち消して《相殺》を通すことができます。また相手にカウンターがない場合や《Force of Will》などでこちらの《相殺》を打ち消された場合でも、次のターンにプレイされる《相殺》を《呪文嵌め》で打ち消せます。

より多くの状況に対応できるのは後者なので、後者を選択しましょう。

勿論、相手の手札に対処手段が一切ない場合は2ターン目に《相殺》をプレイする価値はあるのですが、それならよっぽど相手のトップデッキが強くない限りは3ターン目に攻めても同じということになります。リスクを回避できるときは回避しましょう。

上記の手札の場合ですと、3ターン目の攻防で引き分けても次のターンに《精神を刻む者、ジェイス》でもう一度攻められるのも攻撃側に立つ理由の後押しになっています。

ですから、上記の手札だと2ターン目に《相殺》をプレイするよりは「2ターン目は《呪文嵌め》を構えて、3ターン目に《呪文嵌め》を構えながら《相殺》をプレイする」がベターになります。


・防衛側のポイント

防衛側に回る場合の手札の基準は攻撃スペル<防衛スペルの状況です。

防衛側は基本的に打ち消しがある限り「ガン待ち」していいのですが、注意すべきポイントがあります。

①《Force of Will》で待たない
②攻めに切り替えるポイントをつくっておく

①について理由は簡単です。手札が減るからです。
防衛側を長く続けるコツは手札の枚数を維持することです。手札の数が多いとそれだけ相手は予想しないといけないことが増えます。また自分は手札の枚数が多いほど選択肢が増えます。

そのため防衛側に回るのなら出来れば《対抗呪文》や《呪文嵌め》、《紅蓮破》といった1:1が取れる呪文を構えたいです。《Force of Will》1枚を最終防衛ラインとして持っているのはありですが、2回以上ピッチコストで支払う前提で守ることはできることなら避けたいです。
ですから防衛側に回った際にドロー操作で見つけるべきは《Force of Will》より《対抗呪文》です。

②についてはずっと防衛側では勝てないので、どこかのタイミングで攻撃側に切り替わる必要があります。そのタイミングですが、相手の攻めをカウンターで潰したあとに反撃するのがベストです。もう自分が守り切るのに十分な手札が整ったと思ったら、それ以降は《相殺》や《精神を刻む者、ジェイス》といったカードを探しましょう。

また、瞬速持ちのクリーチャーは防衛側のときに真価を発揮します。普段は《対抗呪文》などを構えて、相手が動かなければエンド前に《渦まく知識》を唱えます。また《対抗呪文》を構えて、次のターンも相手が動かなければ《瞬唱の魔道士》で《渦まく知識》をフラッシュバックさせつつ殴る。という動き方をすれば隙なく手札を減らすことなくゲームを動かすことができます。そうしてやむなく動いてきた相手をカウンターで討ち取って、隙ができたところを《相殺》で蓋をするのが王道のパターンです。

メインゲームで防衛側に回るかどうかは初手に依存するところが大きいのですが、決まれば強い戦略です。

:例外(《Force of Will》が手札にありかつ手札に攻撃スペルがある場合)

例:《相殺》《思案》《Force of Will》《Force of Will》《Volcanic Island》《Tundra》《溢れかえる岸辺》
(先手2ターン目ドロー後、自分の場には《島》のみ。相手の場には《溢れかえる岸辺》が1枚)



上記ような手札の場合は攻撃側に回ります。
「ちょっと待って。攻撃スペル<防衛スペルのときは防衛側に回るはずじゃあ?」と思うかもしれません。ですが、このようなときは《Force of Will》で《相殺》を押し込むべきです。

《Force of Will》は本質的に損をするカードです。しかし、一時的に損をしても長期的にアドバンテージを取れる取引であるならそれは損ではありません。上のような手札の場合は《Force of Will》で失ったアドバンテージを《相殺》が(将来的に)取り返してくれる可能性が高いです。だからここで《Force of Will》を使うべきであり攻めるべきなのです。

また、この手札で防衛側に回った場合はどうでしょうか?2度のピッチコストで手札から《相殺》と《思案》が失われ………うーん、そのあとの展望が見えませんね。

《Force of Will》を最終防衛ラインに使うか、詰めの一手に使うかは状況によって流動的です。しかし、自分の攻撃の手数が相手の防衛の手数より上回っていると判断したときは《Force of Will》で押し込むことを視野に入れた作戦を立てるべきです。

長くなってしまったので一旦ここまでとします。
続きは「2:序盤の攻防の選択」の「相手のセットランドの状況から判断する」からスタートします。



文:TTW
校正:せれさん
写真協力:寿司さん、Domeさん
その他:KMC運営の皆様

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エターナルWトライアル 八尾 俊佑(兵庫県)vs足立 了亮(京都)

エターナルWトライアル 八尾 俊佑(兵庫県)vs足立 了亮(京都)

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決戦の地はカードボックス高槻店。
10月にリニューアルオープンしたばかりの新天地を舞台にした決戦の卓についたのは、しかし対象的に古豪の二人。

八尾はFinals2007本戦で多くのプレイヤーに衝撃を与えたデッキ「GO! 八尾ドラゴン」の調整者の一人。レガシーでは様々なデッキを操り、今日のデッキはDJM。《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy》《僧院の導師/Monastery Mentor》を主軸にしたグッドスタッフデッキだ。

対する足立はMTG歴10年以上、エターナルパーティー2014準優勝とキャリア、実力ともに八尾に引けをとらない。足立のデッキはレガシーを始めて以来一貫して使い続けているPoxだ。



Game1

両者じっくり悩んだ上で7枚の手札をキープ。
先手の八尾は《Tundra》から《師範の占い独楽》スタート。

2ターン目まで足立の動きはない。《Tundra》《Underground Sea》とデュアルランドだらけの土地に干渉できないことが厳しい。

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(八尾 俊佑)

3ターン目八尾は《陰謀団式療法》を唱える。全く動いてこない足立のキープ基準は3マナ行動、すなわち《ヴェールのリリアナ》と考え《陰謀団式療法》でコール。しかし、足立の手札に《ヴェールのリリアナ》はなかった。公開された手札は

《小悪疫》
《小悪疫》
《無垢の血》
《無垢の血》
《The Abyss》
《暗黒の儀式》
《The Tabernacle at Pendrell Vale》



と除去満載の手札。
後手3ターン目、足立は先程公開された《小悪疫》をプレイ。足立は《沼》を、八尾は足立の場に《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》があるため《Tundra》を優先し《Underground Sea》を生け贄に捧げる。足立はさらに《産卵池》をセットしてエンドする。

八尾は2枚目の《陰謀団式療法》を手札からプレイ。これ以上土地を壊されてはたまらないため指定は《小悪疫》。足立の手札から《小悪疫》が失われる。
ここで足立は《ヴェールのリリアナ》をトップデッキ。「それは見ていない(笑)」と苦笑しながら八尾は《渦まく知識》をコストに《Force of Will》で打ち消す。

危機を凌いだ八尾だが、ここで《Tundra》1枚で土地がストップ。が、《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》で黒マナが出るためそこから《死儀礼のシャーマン》をプレイ。足立の除去だらけの手札につきあわないために《死儀礼のシャーマン》をコストに《陰謀団式療法》を即座にフラッシュバック。指定は《The Abyss》だ。互いの妨害工作によってゲームは消耗戦へ突入する。

さらに足立が3枚目の《小悪疫》をトップデッキしたため消耗戦を通り越して泥仕合の様相を呈する。八尾の土地は0枚、足立の土地は2枚だ。しかし、泥仕合こそポックスの本懐。足立は次々に土地を引き込み《産卵池》と《ミシュラの工廠》で徐々に八尾のライフを削る。

結局、八尾が投了するまで八尾の場に再び土地がセットされることはなかった。


八尾 0-1 足立


Game2
すぐにキープを決めた八尾に対して足立は悩んでキープ。

先手の八尾は《ギタクシア派の調査》から《死儀礼のシャーマン》スタート。
《ギタクシア派の調査》によって公開された足立の手札は以下の内容だ。

《沼》
《産卵池》
《不毛の大地》
《ミシュラの工廠》
《暗黒の儀式》
《暗黒の儀式》
《奈落の総ざらい》



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(足立 了亮)

後手の足立は《不毛の大地》セットから《真髄の針》をプレイして、指定は《死儀礼のシャーマン》。先程の手札にはなかったカードだ。

八尾は《思案》でドロー操作したあとに《不毛の大地》で《不毛の大地》を破壊。そして《死儀礼のシャーマン》でアタック。

ターンが返ってきた足立は《無垢の血》で《死儀礼のシャーマン》を処分。

八尾「見てないカードばかり(笑)」
足立「見てないカードプレイしたほうが面白いでしょう?」

と鍔迫り合いを楽しむ二人。八尾が《師範の占い独楽》をセットし束の間の拮抗が訪れるかと思われた。

だが、足立はここで一気に勝負に出た。2枚の《暗黒の儀式》からX=4の《奈落の総ざらい》を唱え大量のゾンビを戦場に呼び出す。ゾンビ軍団が一瞬にして八尾のライフを奪い去った。


八尾 0-2 足立

足立 Win!

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エターナルWトライアル優勝は足立 了亮(京都)!
おめでとう足立!
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BCLエターナルパーティー&エターナルフェスティバル・ダブルトライアル 準決勝 山本 真矢(大阪)vs篠原 元(大阪)

BCLエターナルパーティー&エターナルフェスティバル・ダブルトライアル 準決勝 山本 真矢(大阪)vs篠原 元(大阪)

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年に一度、関西一のレガシープレイヤーを決定するエターナルの祭典「Eternal Party'2015」が12月27日に大阪で開催される。その前哨戦として各地でトライアルが行われるのだが、今日はBIG MAGICなんば店でトライアルがある。今回は関東のエターナルの祭典「エターナル フェスティバル 2015」のトライアルも兼ねているため、いつもより活気に満ちている。それもそうだ。ここで勝てばどちらのBYEも手に入るのだ。

すでにスイスラウンドは終了し残るプレイヤーは4名となった。
山本は準決勝にまで残った3人のMiracleのうちの一人だ。対する篠原は準決勝まで生き残った唯一ANTだ。あと2勝で栄誉とBYEが手に入る。決勝に進むのはどちらだ。


Game1
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(篠原 元)

先手はスイスラウンド1位で駆け抜けた篠原。篠原は悩んでマリガンを選択した。
対する山本もマリガンを宣言。結局両者1マリガンで試合が始まった。マリガンによる占術は篠原がトップ。山本はボトムに送ることを選択した。

先手の篠原は《ギタクシア派の調査》で山本の手札を確認。《Volcanic Island》《乾燥台地》《汚染された三角州》《Force of Will》《師範の占い独楽》《師範の占い独楽》が公開される。篠原にとって目下の課題は《Force of Will》か。そのあと篠原は《汚染された三角州》を起動して《Underground Sea》をサーチし。《思案》を唱えて、3枚見てシャッフルせず1枚取る。

後手の山本は《師範の占い独楽》スタート。

2ターン目に篠原は《汚染された三角州》セットから《渦まく知識》。フェッチランドを織り交ぜ手札を整える。そのあとに《定業》を唱え、2枚ともデッキボトムへ送ったあとに1ドロー。

山本は2枚目の《師範の占い独楽》を出す。
長引くと不利と判断した篠原は《暗黒の儀式》で仕掛ける。スタックで山本は《師範の占い独楽》をタップしてドロー。さらに《汚染された三角州》を起動してシャッフル後に《師範の占い独楽》でルック。その後に山本は《暗黒の儀式》を《Force of Will》(コストは《Force of Will》)でカウンター。篠原の出鼻をくじく。

4ターン目篠原は、今度は《陰謀団の儀式》で仕掛ける。スレッショルドが達成しているため黒5マナがマナプールへ。
さらに《強迫》で山本の手札に脅威がないことを確認しつつ《剣を鍬に》を捨てさせる。そして満を持して《むかつき》を唱える。

《むかつき》の序盤に《炎の中の過去》がめくれたため冒険せずにライフを残し、手札を増やすのみとする。
《冥府の教示者》で《ライオンの瞳のダイアモンド》を公開し、次のターンに備える。

が、ここで篠原は《ライオンの瞳のダイアモンド》を2枚と《炎の中の過去》でストームが足りていることに気づきそのまま《苦悶の触手》を唱えた。
手札が土地のみの山本は為す術がなかった。

山本 0-1 篠原


Game2
先手は山本。今度は両者7枚でキープした。

IMG_2357.jpg
(山本 真矢)

先手の山本は《Tundra》から《思案》。

対する篠原はGame1と同じく《ギタクシア派の調査》。《沸騰する小湖》《Tundra》《Volcanic Island》《渦まく知識》《対抗呪文》《Force of Will》と硬い手札だ。手札を確認してから篠原は《思案》。ここまでGame1の焼き増しだ。だが、今度は3枚見てシャッフル。

先手2ターン目の山本は《Volcanic Island》を置くのみでエンド。《対抗呪文》を構え3ターンキルに備える。

篠原は自分のメインに《Volcanic Island》から《渦まく知識》。山本はこれに《対抗呪文》。土地が1枚で止まっていると判断してたたみかけに出た形だ。だが篠原は手札に土地を所持しており、セットランドから《思案》をプレイ。3枚みてライブラリートップから取る。

3ターン目、山本の奇襲が炸裂した。《血染めの月》だ。これは篠原も予想外で完璧に刺さってしまう。キャントリップを狙い撃ちにした意図はこれだったのか。赤マナ以外のマナ供給が止まってしまった篠原は《ギタクシア派の調査》で手札を確認後、《ライオンの瞳のダイアモンド》。これを山本は《Force of Will》。

凌ぎきった山本は待望の《相殺》を見つけロックにかかる。
篠原も何とか返しに《水蓮の花びら》を置くが、次のターンには《師範の占い独楽》と《相殺》によるハーフロックが完成してしまう。通常ならばここでサイドボードの《突然の衰微》で《相殺》を壊すことが出来るのだが《血染めの月》でそれもままならない。

ゆっくり盤面を掌握し始める山本。そしてついに《精神を刻む者、ジェイス》が降臨し、篠原のデッキトップを検閲し始める。《精神を刻む者、ジェイス》の忠誠値が2つずつ上がり続ける。

ついに《精神を刻む者、ジェイス》の忠誠値が13に達した段階で篠原はやむなくコンボを仕掛けたが、山本のライブラリートップと《相殺》がそれを許さなかった。



山本 1-1 篠原


Game3
あっさりキープを決めた篠原に対して山本は悩んで7枚の手札をキープ。
山本が悩んだ理由は先手の篠原の《ギタクシア派の調査》で明らかとなった。
《島》《Force of Will》《精神を刻む者、ジェイス》《渦まく知識》《瞬唱の魔道士》《瞬唱の魔道士》《師範の占い独楽》
そう、土地が1枚しかないのだ。

手札を確認した篠原は《思考囲い》で《Force of Will》を捨てさせる。
後手の山本は島を置くのみでエンド。

2ターン目にも篠原は《ギタクシア派の調査》。山本の手札に《対抗呪文》が加わったことを確認。
山本は後手2ターン目に待望の2枚目の土地—《沸騰する小湖》をドローする。

3ターン目、篠原は《水蓮の花びら》を置いてきて山本は一瞬ひやっとするがそれ以上に動きはない。
山本は3枚目の土地を求めてエンド前に《渦まく知識》。無事《Volcanic Island》を発見する。

4ターン目の自分のエンド前に山本の《師範の占い独楽》ルックスタックで1マナしかない間にコンボを仕掛ける。
篠原は《暗黒の儀式》から《むかつき》。ライフ16からスタート。
《むかつき》はライフ3で止める。しかし、エンド前に唱えたために大量のディスカードをするのみでエンド。

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(画像はライフ3点の時点)

長引くと不利と判断した篠原は次のターンにしっかり殺せる手札を吟味して山本へとターンを返す。
ここは山本にとっても正念場。ここを乗り切れば勝利は近い。

山本は《相殺》をプレイ。だが、これは篠原はエンド前に《突然の衰微》。
メインに入った篠原は《強迫》で《対抗呪文》を捨てさせる。

残った《瞬唱の魔道士》2枚はこのターンはマナが足り無いため機能することはない。
篠原は意を決して《暗黒の儀式》。山本はスタックで《師範の占い独楽》を起動。
目当てのものがなくフェッチランドを起動。《師範の占い独楽》をもう一度見て篠原に優先権を渡す。

篠原は《陰謀団の儀式》を唱え、さらに《ライオンの瞳のダイアモンド》そして《冥府の教示者》唱え(スタックで《ライオンの瞳のダイアモンド》を起動し、赤マナ3点を生み出す)《炎の中の過去》をサーチ。そして墓地から大量の呪文を唱え、《苦悶の触手》を唱えた。

《苦悶の触手》が山本のライフを吸いつくした。


山本 1-2 篠原

篠原 win!
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Friday Night Legacy Round2 Niwa Takahiro(Mono White control)vsAdachi Ryosuke(Pox)

Friday Night Legacy Round2 Niwa Takahiro(Mono White control)vsAdachi Ryosuke(Pox)

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 京都にはFriday Night Legacyと呼ばれる平日レガシーのイベントがある。ここイエローサブマリン京都店で毎週金曜日に行われるこのイベントは4年以上続く由緒ある大会だ。創設者はあの「日本レガシー選手権2015 Autumn」の覇者、泉 優(東京)である。レガシーをこよなく愛する彼が東京に行ってからも脈々と受け継がれたこのイベントは今日も京都に根付いている。さて、今回はそんな老舗平日レガシーの常連二人の試合の様子をお送りしよう。


Game1
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両者7枚でキープして第1ゲームが始まった。
先手のNiwaは《アクロスの英雄、キテオン》を出しターンエンド。

対するAdachiは《思考囲い》でまずは手札から切り崩す。公開されたNiwaの手札は《古えの墳墓》《平地》《遍歴の騎士、エルズペス》《忘却の輪》《徴税の大天使》。NIwaのデッキはDeath&Taxesなどの白単ウィニー系かと思いきや、白スタックス系のデッキのようだ。Adachiは少し悩んだ上で、自分のデッキにとって最も危険な《遍歴の騎士、エルズペス》を捨てさせた。

2ターン目にNiwaは《古えの墳墓》をセットして《アクロスの英雄、キテオン》でアタック。Adachiのライフを16とする。
ターンを受けたAdachiは相手のデッキの中身が予想できないため、《不毛の大地》を《古えの墳墓》に対して起動するか悩む。しかし、手札に見えた《徴税の大天使》はトリプルシンボルのため次に出てくることはない。次のターンに脅威を出される危険性は少ないと判断したAdachiは自身のマナを伸ばすことを選択した。

Adachiの予想通り、Niwaの行動は《平地》のセットランドと《アクロスの英雄、キテオン》のアタックのみだった。しかし、その《アクロスの英雄、キテオン》もそろそろ対処しないと不味い。Adachiは《ヴェールのリリアナ》をプレイし、マイナス2能力を起動。Niwaは《アクロスの英雄、キテオン》を生け贄に捧げる。

ならばとNiwaは二の矢である《徴税の大天使》を放つ。
しかし、Adachiは落ち着いて《ヴェールのリリアナ》のプラス1能力を起動してから《The Abyss》をプレイした。
《徴税の大天使》は深淵に呑みこまれていってしまったが、Niwaも《忘却の輪》で《ヴェールのリリアナ》を追放。一進一退の攻防が続く。

Adachiは2度目の《思考囲い》を唱え、Niwaの手札を覗くとそこには《ハルマゲドン》と《オレスコスの王、ブリマーズ》が。《ハルマゲドン》は予想外だったようで、

Adachi「いったいどんなデッキなんだ…?」

と首をかしげる。

だが、目に付いた《ハルマゲドン》には釣られず《オレスコスの王、ブリマーズ》を捨てさせる。そして《世界のるつぼ》をプレイして、《ハルマゲドン》に備える。

だが、Adachiの疑問はすぐに氷解する。Niwaが《霊気の薬瓶》を唱えるとAdachiは

Adachi「すべての点が線で繋がった!」

と言い放った。

すっかり手札が尽きてしまった両者だが、Adachiには《産卵池》と《ミシュラの工廠》というクロックが場に残っている。3点づつNiwaのライフを削り始めたところでAdachiがトップデッキしたのは《女王への懇願》。《呪われた巻物》をサーチしてダメージを加速させる。

とにかく耐えなければいけないNiwaは、相手の場に《世界のるつぼ》があるのを承知の上で《ハルマゲドン》をプレイしダメージを少しでも減らす。

しかし、《霊気の薬瓶》があるとは言え《The Abyss》がどうにもならないNiwa。結局防衛線を構築する前にAdachiの復旧が先に完了してしまった。

Niwa 0-1 Adachi


Game2
先手のNiwaは1マリガン。後手のAdachiは悩んだ上で《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》3枚と《不毛の大地》《小悪疫》《暗黒の儀式》《女王への懇願》の手札をキープする。

NiwaはGame1と同じく《アクロスの英雄、キテオン》スタート。しかも、セットランドは《トロウケアの敷石》と上々の滑り出しだ。

IMG_2351.jpg


これに渋い顔をしながらAdachiは《女王への懇願》。サーチは《The Tabernacle at Pendrell Vale》。まずはクリーチャーの排除から取りかかる算段だ。

Niwaは《裏切り者の都》をセットして《アクロスの英雄、キテオン》でアタック。
2ターン目のAdachiは《小悪疫》。溜まりに溜まった《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》を処分しつつNiwaを足止めする。Niwaは後々のことを考え、ここは《トロウケアの敷石》ではなく《裏切り者の都》を生け贄に捧げる。

続くターンもAdachiはNiwaがセットした直後の《平地》を対象に《Sinkhole》。妨害を続ける。
だが、Niwaのセットランドも止まらず《スレイベンの守護者、サリア》が戦場に出てくる。
Adachiは《スレイベンの守護者、サリア》を《ヴェールのリリアナ》で対処するがこれは囮。Niwaの本命は《オレスコスの王、ブリマーズ》だった。

忠誠値が1の《ヴェールのリリアナ》は除去が間に合わず、《オレスコスの王、ブリマーズ》の前に倒れた。
流れに乗ったNiwaは《オレスコスの王、ブリマーズ》でさらに攻撃し、Adachiのライフを残り13点にする。

Adachiも《The Tabernacle at Pendrell Vale》でトークンの増殖を防ぐが、Niwaの場には《平地》と《トロウケアの敷石》があるため、自分のターンには都合3体のトークンが並ぶ。ここでAdachiは《小悪疫》をトップデッキするが、トークン軍団と《トロウケアの敷石》が壁になり攻略できそうにもない。しかし、動かないわけにもいかず《小悪疫》をプレイ。
と、ここで思わぬことが起こった。Niwaが間違えて《トロウケアの敷石》ではなく、《平地》を生け贄に捧げてしまったのだ。

これでアップキープに土地が1枚になってしまったNiwa。仕方なく、《オレスコスの王、ブリマーズ》のみを生き残らせる。《オレスコスの王、ブリマーズ》はアタックしてAdachiの残りライフは8点。

Adachiのターン。《無垢の血》をトップデッキ。まだ、足りない。
再度攻撃を受け、Adachiのライフは4。ここで除去をトップできれば………という場面でAdachiは《無垢の血》をトップデッキ!
2枚続けて《無垢の血》をプレイすることでNiwaの《オレスコスの王、ブリマーズ》をトークン諸共葬る。

これで流れを取り返したAdachiは《奈落の総ざらい》を引く。《不毛の大地》で自身の《The Tabernacle at Pendrell Vale》を破壊したあとに《奈落の総ざらい》をX=7でキャスト。
ゾンビ軍団がNiwaに一気に流れ込んだ。


Niwa 0-2 Adachi

Adachi Win!
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KMC49th Round7 Yamada Taichi(Merfolk)vs Hamabata Hiroshi(Omnitell)

Round7 Yamada Taichi(滋賀県)vs Hamabata Hiroshi(和歌山県)

KMC49th_01.jpeg

 最終戦はメインカラーが青同士の対決。YamadaとHamabataはここまで1敗同士で15点。決勝は動画に譲って3位決定戦をお送りしよう。

Game1
 両者7枚でキープ。先手のYamadaは《魂の洞窟》から《呪い捕らえ》を唱えることから始める。
 対するHamabataは《ギタクシア派の調査》で手札を確認してから《裏切り者の都》をセットするスタート。公開された手札は《島》《呪い捕らえ》《銀エラの達人》《アトランティスの王》《メロウの騎兵》と打点は十分。ゆっくりコンボを決める時間はないようだ。

KMC49th_02.jpeg
Yamada Taichi

 Yamadaは2ターン目に《銀エラの達人》、3ターン目には《メロウの騎兵》と戦力を拡大する。

 一方のHamabataは1ターン目にセットした《裏切り者の都》がひっかかりうまくペースに乗れない。しぶしぶ《島》を置き《思案》、《渦まく知識》と唱え手札を整えようとするが、コンボを始める前にYamadaが《メロウの騎兵》の力を借りて《呪い捕らえ》《銀エラの達人》と連打してHamabataを圧殺した。

Yamada 1-0 Hamabata


Game2

 両者とも第1ゲームと同じくさほど悩まず7枚キープ。
 先手のHamabataは《汚染された三角州》からスタートし、2ターン目も《溢れかえる岸辺》をセットするのみでエンドする静かな立ち上がり。

KMC49th_03.jpeg
Hamabata Hiroshi

 対するYamadaは動的だ。1ターン目に《呪い捕らえ》、2ターン目に《虚空の杯》X=1と動く。Hamabataは、《虚空の杯》は溜まらないとばかりに《時を越えた探索》をコストに《Force of Will》を唱える。

 《虚空の杯》をカウンターされたYamadaだが、意に反さず攻める。3ターン目にも《虚空の杯》X=1で唱えこれを通す。

 しかし、この攻防の間にコンボパーツを手に入れたHamabataは4ターン目に《実物提示教育》を唱える。Hamabataの手札から《引き裂かれし永劫、エムラクール》が場に出て万事休すかと思われたが、《実物提示教育》の解決で出たYamadaのカードは《造物の学者、ヴェンセール》!
 見事Hamabataの目論見を砕き、勢いそのまま《銀エラの達人》《アトランティスの王》と追加したYamada。
《呪い捕らえ》と《造物の学者、ヴェンセール》がアタックし、Hamabataのライフは11。次のターンには9点のクロックが襲いかかる予定だ。

 そして次のターン、立て直しがまだ出来ていないHamabataの前に提示されたのは追加の《メロウの騎兵》だった。

Yamada 2-0 Hamabata


Yamada「《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》は一枚差しだったけどいいタイミングで引けた」


Yamada win!
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