KMC Schedule
127th KMC
7月5日(Sun)
受付:13:30
開始:14:00
参加費:1000円
フォーマット:Legacy
定員:100名
会場:福島区民センター
最寄り駅:地下鉄千日前線「野田阪神駅」徒歩7分

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関西レガシーカレンダー(間違っていても責任は負いません。)
第126回KMC決勝戦動画

第12回KMC優勝デッキ紹介 ~UWR Delver~

こんにちは。Domeです。またしても遅ればせながら2月のKMCを優勝したデッキを紹介します。

前回はExplorer Podというミッドレンジ系、どちらかというとローグなデッキが優勝したこともあり
個人的にはコンボデッキが増えるかなと予想していたのですが
(*ちなみに筆者はこの時スニークショウを持ち込みました。惨敗・・・)は概ね当たっていました。

定番のエスパー石鍛冶が最大勢力ではありますが、次ぐ勢力にスニークショウとエルフデッキ
後は、《死儀礼のシャーマン》キラーデッキのPOXが食い込んでいました。
こんな環境では《死儀礼のシャーマン》を使ったミッドレンジは苦しく、ベスト8に1人しかいませんでした。

そんな中、コンボとPOXは若干安定性に難があったのか勝ちきれず、優勝と準優勝は安心安定の石鍛冶デッキとなりましたが、優勝したのはエスパーではなく3色目に火力(赤)を使った石鍛冶でした。


Player:Tashiro Kouichi

Creature
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》

Spells
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《思案/Ponder》
4《呪文貫き/Spell Pierce》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《目くらまし/Daze》
4《Force of Will》
1《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》
1《殴打頭蓋/Batterskull》

Lands
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1《乾燥台地/Arid Mesa》
4《Tundra》
3《Volcanic Island》
4《不毛の大地/Wasteland》

Sideboard
4《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
3《紅蓮破/Pyroblast》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
1《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
1《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1《摩耗+損耗/Wear+Tear》





優勝したのはパトリオット、またはデッキ内容そのままにUWRデルバーと呼ばれるデルバー+石鍛冶デッキでした。
分類としては石鍛冶コントロールではなくテンポデッキに属します。

テンポデッキは《思案》や《目くらまし》等多くの固定パーツを持ちますが
UWRデルバーもやはりデッキリストが固定化しています。
上記のKMC優勝デッキ、UWRデルバーの知名度を一気に上げたGPワシントンを優勝したリストとほぼ同じになっています。
フェッチランドの種類とサイドの《赤霊破》が《紅蓮破》に代わっているだけなので
事実上は同じといっても差支えなく、言い換えればかなり完成度の高いデッキであると言えます。


しかし、このデッキはテンポデッキでありながら《装備品》というテンポロスになりかねない行動も
「取る事が出来る」上にクリーチャーが《殴打頭蓋》含めてもメイン11枚しかなくプレイングは難しい所もあります。

優勝したタシロさんはKMC上位常連の一人で、KMC以外でもスタンダードでGPトップ8の経験も持つ巧者で
タシロさんだからこそ、この成績を収めることが出来たのかもしれませんね。



それではUWRデルバーの戦略を見ていきましょう!


《秘密を掘り下げる者》で殴る

1T目に《秘密を掘り下げる者》を出して2ターン目に変身、後は相手の行動を打ち消すか、除去しながら殴るだけ。
テンポデッキの基本にして理想の行動ですね。
このデッキは《呪文貫き》が4枚入っているので《目くらまし》をケアしたら《呪文貫き》で構えられた!
なんて事が良く起きます。殴られるのを渋々我慢してソフトカウンター2つともケアしたら
今度は《Force of Will》されてやっぱり《秘密を掘り下げる者》が止まらない!って事もおきます。



《石鍛冶の神秘家》から装備品(《殴打頭蓋》)を出す。

今度は石鍛冶デッキの基本にして理想の行動です。
こちらは当たり前ですが《石鍛冶の神秘家》に即座に除去が撃ち込まれる為に
①の《秘密を掘り下げる者》プランよりも成功率は低いでしょう。
普通の石鍛冶コントロールの様に、5マナで《殴打頭蓋》のハードキャストを狙う事も視野に入れたプランであり
テンポデッキとはかけ離れたプランです。



《真の名の宿敵》で殴る。

《真の名の宿敵》を出して攻撃するプランです。
除去された《石鍛冶の神秘家》の置き土産《梅澤の十手》を装備出来るとプランを通り越しイージーウィンになります。



《稲妻》と《剣を鍬に》で相手のクリーチャーを殲滅する。

8枚の1マナ除去を連打して相手のクリーチャーをひたすら除去して行きます。
《死儀礼のシャーマン》に対してテンポを取られずに除去出来る事や
RUGデルバーでは対処が難しい巨大な《タルモゴイフ》も無理せずに除去出来る事がUWRデルバーの利点の1つです。
おかげで通常のテンポデッキでは厳しかった部族デッキへの対抗手段にもなっています。



脅威を打ち消す。

8枚のピッチカウンターと4枚の《呪文貫き》でマストカウンターを打消します。
単純に除去を打ち消すならば、①や、②のプランですが、それ以外にもスニークショウの《実物提示教育》や
ANTの《むかつき》ドレッジの《打開》なんかを打ち消す必要があります。
4枚の《呪文貫き》は④の8枚の除去の裏目を無くす為に採用されており、コンボデッキ相手にも十分対抗出来ます。



以上の5つのプランを相手デッキや盤面の状況、自分の手札に応じ切り替えて戦うのがUWRデルバーの動きとなります。

そして、これらのプランを支える為に《渦まく知識》と《思案》の8枚を使い必要なカードを探し
不要なカードを引かない様にライブラリー操作を行います。
スペルの取捨選択もありますが、引いてくる土地の枚数も重要です。

土地を絞るテンポデッキとして振る舞う場合には《真の名の宿敵》をキャストする3枚の土地があればよく
4枚目以降は引きたくありませんが、しかし《石鍛冶の神秘家》が除去され《殴打頭蓋》をハードキャストする必要がある場合には5マナまで土地を引く必要があります。
他にも《殴打頭蓋》のキャストの為に《不毛の大地》の起動や、《目くらまし》のピッチコストでのプレイを我慢したり
逆に《殴打頭蓋》のハードキャストは狙わずに《渦まく知識》のエサにし
ピッチカウンターを探してテンポデッキとして振る舞ったりする事もあるでしょう。
プレイングの切り替えが難しいですが、その分対応力が高くメタによらず安定して戦うことが出来ます。



2月KMCを優勝したこのUWRデルバーは対応力の高さを活かして死儀礼デッキとアンチ死儀礼デッキの両サイドに対して
満遍なく勝てるデッキだったと言えます。
満遍なく勝てるデッキの「丸さ」が活きると言う事は、言い換えれば多くのデッキが存在し
どのデッキにも勝てる可能性があるレガシーらしい混沌とした環境でもあると言う事です。

この次の3月KMCはその中から何が優勝するのか……次回デッキ紹介のこうご期待!
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第11回KMC優勝デッキ紹介 ~Explorer Pod~

こんばんは。Domeです。遅ればせながら今年最初のKMCを優勝したデッキを紹介します。
2013年後半は《死儀礼のシャーマン》よりもアンチ死儀礼側のデッキや《真の名の宿敵》が注目され
最後はそれらを丸ごとPOXデッキが飲み込んで終わりましたが
今年最初のKMCでは再び《死儀礼のシャーマン》を使った黒緑のデッキが優勝しました。


しかし、そのデッキはジャンドやBUGのような3色グッドスタッフではなく
黒緑2色の、それもレガシーでは珍しいクリーチャーが満載の「出産の殻」デッキでした。


Player:Wakabayashi Taichi
Deck Name:Explorer Pod
Deck Designer:ワカバヤシ タイチ

Creature
4《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4《老練の探険者/Veteran Explorer》
2《闇の腹心/Dark Confidant》
2《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》
2《ゲラルフの伝書使/Geralf's Messenger》
2《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》
1《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats》
1《ウッド・エルフ/Wood Elves》
1《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
1《叫び大口/Shriekmaw》
1《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》
1《スラーグ牙/Thragtusk》
1《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
1《墓所のタイタン/Grave Titan》
1《囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One》

Spells
4《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
2《突然の衰微/Abrupt Decay》
3《出産の殻/Birthing Pod》
2《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》
2《破滅的な行為/Pernicious Deed》
1《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare》

Lands
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1《湿地の干潟/Marsh Flats》
4《Bayou》
6《沼/Swamp》
1《森/Forest》
1《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》

Sideboard
3《思考囲い/Thoughtseize》
3《自然の要求/Nature's Claim》
2《強迫/Duress》
1《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
1《破滅的な行為/Pernicious Deed》
1《突然の衰微/Abrupt Decay》
1《酸のスライム/Acidic Slime》
1《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《毒の濁流/Toxic Deluge》
1《根絶/Extirpate》




優勝したワカバヤシさんのデッキは黒緑の通称『Nic Fit』と呼ばれるミッドレンジ系のデッキでした。
Nic Fitは黒緑の基本である《死儀礼のシャーマン》に加えて《老練の探検者》と《陰謀団式療法》のシナジーによる
【マナ加速+手札破壊】のエンジンを搭載しているのが特徴です。

このエンジンは手札破壊を挟む事、誘発型能力である事、更に基本土地による加速である事から安定感があります。
その上、アンタップインするので爆発力もあるのですが、代わりに対戦相手も加速してしまうデメリットがあります。
そのメリットを活かしデメリットを誤魔化す為に、相手よりも高いマナ域での勝負と
《破滅的な行為》によるボードコントロールを行う形を取っています。

一般的にレガシーで採用されるクリーチャー
《死儀礼のシャーマン》《秘密を掘り下げるもの》《タルモゴイフ》《石鍛冶の神秘家》《真の名の宿敵》・・・
どれも3マナ以下ですね。
(もちろん《実物提示教育》経由の《グリセルブランド》と《引き裂かれし永劫エムラクール》はノーカウントで。)


一方でこのExplorer Podには10枚もの4マナ以上のクリーチャーが採用されています。
レガシーで採用される低マナ域のクリーチャーはどれもが凄まじいまでのコストパフォーマンスを誇るため
単純に勝負するとマナコスト分負けてしまいますが、そこを《破滅的な行為》で一方的に破壊する事で盤面を制圧し
この《破滅的な行為》の起動コストも前述のマナ加速が活かされています。

《破滅的な行為》は基本的には低マナ域を狙い撃ちするのですが、たまに《殴打頭蓋》や《墓忍び》等を倒す為に
自軍諸共、一掃する場合もあります。
そうなった時に損をしない様に、このデッキにはマナ域を問わずCIP能力、またはPIG能力を持ったクリーチャーが多く採用され、《破滅的な行為》でリセットしながらも、殆ど損しないデッキ構成は往年の「The Rock」「マルカ・デス」を思わせますね。


このデッキは高マナ域で勝負しますが、だからと言って5~6マナのクリーチャーを大量に詰め込むと
当然マナ加速できない時に悲惨になります。
しかし、減らすと今度はマナフラッドしてしまうというジレンマがあります。
それを解消する為に、《師範の占い独楽》と《出産の殻》が採用されています。


《師範の占い独楽》はお馴染みのライブラリー操作ですが、《出産の殻》はレガシーでは珍しいカードですね。
《出産の殻》は《老練の探検者》を生贄にする手段であると同時に必要に、応じた高マナ域のサーチを兼ねています。
また《師範の占い独楽》と《出産の殻》のシャッフルを駆使すれば、盤面のマナ域とサーチ先のマナ域が合わない時でも
必要なカードを探しに行く事が出来るので非常に安定してクリーチャー展開をする事が出来ます。



此処まではデッキの核となるエンジンを説明しましたが、今度はエンジンから飛び出してくるクリーチャーの解説です。

クリーチャーの中でやはり目を引くのは
《ゲラルフの伝書使》
《ファイレクシアの抹消者》
《残忍なレッドキャップ》
《アスフォデルの灰色商人》の「黒単信心」ラインでしょう。

《ファイレクシアの抹消者》はこのデッキのフィニッシャーの1つですが、4マナであるため《突然の衰微》が効かず
火力も打ち込めす《真の名の宿敵》でもブロックし辛いのが売りです。

特に《剣を鍬に》を持たない《死儀礼のシャーマン》デッキに対して圧倒的な支配力を持ちます。
仮に《剣を鍬に》が入ったデッキに相手でも、《陰謀団式療法》で安全確認したり
最悪でも《出産の殻》で別のクリーチャーに変換したり出来るのがポイントです。
ワカバヤシさん本人も「うまく活用するように工夫した」との事ですが、これにはまったくもって同意できます。

《ファイレクシアの抹消者》のきつい黒4マナシンボルも《老練の探検者》から大量に《沼》を並べたり
《出産の殻》でサーチしたり出来るこのデッキでは苦にならず、《アスフォデルの灰色商人》の信心稼ぎに役立ちます。
また、この《アスフォデルの灰色商人》も《残忍なレッドキャップ》《ゲラルフの伝書使》《死儀礼のシャーマン》で
信心を稼ぎながら、個々の本体火力と重複すると馬鹿にならない威力でこのデッキのフィニッシャーの1つにもなっています。

ワカバヤシさんは、これら黒単信心の要素を活かして《死者の神、エレボス》も採用してみたいと考えているようで
このデッキの自由度の高さが伺えます。

確かに《アスフォデルの灰色商人》や《ワームとぐろエンジン》で獲得したライフでカードを引くのは楽しそうですね。


2014年最初のKMCは巡りめぐって再び死儀礼デッキが優勝しました。
しかし、この「Explorer Pod」は相手に《死儀礼のシャーマン》が居てもマナ加速出来る様に
また相手の《突然の衰微》が効かない様、クリーチャーとエンジン(《出産の殻》は《突然の衰微》で破壊できません!)で構成されており、アンチ死儀礼側のデッキとも捉える事が出来ます。

依然として《死儀礼のシャーマン》がメタの中心に居る事の表れでもあるのですが
この結果を受けた2月のKMCはどうなったのか・・!?楽しみですね!
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KMC優勝デッキ紹介特別編「2013年末の関西レガシーのメタゲーム」

こんばんはdomeです。前回のデッキ紹介から恐ろしく間が空いてしまい申し訳ありません。
今更、1つずつ優勝デッキを紹介しても需要がなさそうという事で
2013年度、終盤のKMC優勝デッキをダイジェスト?で紹介して行きたいと思います。


はい、どう考えても遅れをごまかしてますね。ゴメンナサイ。


第27回KMC優勝「青白奇跡コントロール」
Border_4.jpg


Player:Sekimoto Tatsuo
Deck Name:パラグラフ14
Deck Designer:けみやん

Creature
4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》

Spells
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《Force of Will》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3《呪文貫き/Spell Pierce》
3《終末/Terminus》
3《天使への願い/Entreat the Angels》
3《相殺/Counterbalance》
4《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》
3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

Lands
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2《汚染された三角州/Polluted Delta》
2《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4《Tundra》
2《Volcanic Island》
6《島/Island》
2《平地/Plains》
1《Karakas》

Sideboard
2《摩耗+損耗/Wear+Tear》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》
1《赤霊破/Red Elemental Blast》
2《紅蓮破/Pyroblast》
1《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1《否認/Negate》
1《対抗呪文/Counterspell》
1《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《至高の評決/Supreme Verdict》
1《罠の橋/Ensnaring Bridge》





第26回KMCを優勝したのはセキモトの奇跡コントロールで優勝した。

以前は《未練ある魂》の為に黒を足した奇跡コントロールでしたが、この枠を《硫黄の精霊》にする事により
UWR(青白赤)の3色デッキに戻っています。
鏡打ちにして相殺するのではなく《硫黄の精霊》で完封しつつクロックとすることで対策しています。
・・・・なぜ最初から《硫黄の精霊》でなかったのは謎ですが。

他の変更点としては《罠の橋》がサイドに採用されていることが挙げられます。
一般的な青白奇跡コントロールはそのままではスニークショウが苦手なので、相性を覆すために採用したようです。
アタックそのものを封じる《罠の橋》は《実物提示教育》に合わせるカードとしてはかなり有力ですし
スニークショウ以外の、通常のビートダウン・クロックパーミッションにも効果があります。

同じ枠で採用できるカードとして《謙虚》も候補に挙げられるのですが、《呪文貫き》をケアし易い様に
《罠の橋》を採用していると思われこれにより、より一層奇跡コントロールの持つ防御力に更に拍車が掛かっています。
以上2つの変更点以外は特に変化が無いのですが、逆に言い換えるとそれ以上の変更が必要がない
非常に完成度の高いデッキであると言う事でもあります。






第28回KMC優勝「5Cデルバー」
Border_4.jpg

Player:BanbaTaiki
Deck Name:Bamba(don't)Burn
Deck Designer:坂上さつき

Creature
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》

Spells
4《Force of Will》
4《目くらまし/Daze》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《思案/Ponder》
4《稲妻/Lightning Bolt》
2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2《突然の衰微/Abrupt Decay》
2《呪文貫き/Spell Pierce》
1《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

Lands
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《Underground Sea》
1《Tundra》
1《Tropical Island》
1《Volcanic Island》
1《Taiga》
1《Savannah》
1《Plateau》

Sideboard
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《赤霊破/Red Elemental Blast》
1《紅蓮破/Pyroblast》
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
1《悪魔の布告/Diabolic Edict》
1《古えの遺恨/Ancient Grudge》
1《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》
1《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
1《絶望の荒野/Forsaken Wastes》
1《拘留の宝球/Detention Sphere》





第28回KMCを優勝したのは5Cデルバーでした。

優勝したBanbaさんは以前から5色ドメイン(5色)ズーで何度か入賞しているのですが
最近はデッキを青寄りに寄せる事によりテンポデッキに近い構成になっています。
とは言っても、5色デッキなので、流石に《不毛の大地》までは採用されていませんが
各色のクロックパーミッションデッキの良い所を盛り込んだ構成になっています。

各色から選ばれた強力なクロックを展開し、8枚のドローソースと8枚のピッチカウンターで動きをサポートします。
通常のテンポデッキは《不毛の大地》や《もみ消し》を利用して、低いマナ域で勝負する事でピッチカウンターを活かしますが、この5Cデルバーはパワーカードの連打によって、相手に早急な対処を迫る事で
ピッチカウンターでのテンポアドバンテージの獲得を狙っています。

ピッチカウンターで撃ち漏らしたものは、これまた各色の優秀な除去で排除してクロックを刻み続ける事が出来ます。
この行動を支えているのが《死儀礼のシャーマン》で、単なるマナ加速クリーチャーでなく
5色すべてを供給する「《極楽鳥》」としての側面を活かされています。


採用されているクロックは説明不要なレガシー定番生物ばかりです。
《秘密を掘り下げる者》⇒《タルモゴイフ》⇒《聖トラフトの霊》や
《死儀礼のシャーマン》からの2ターン目《聖トラフトの霊》など、強烈なビートダウンを仕掛ける事が出来ます。
除去に関しては《剣を鍬》にと《突然の衰微》が2枚ずつになっているのが特徴です。
この5Cデルバーデッキでは《剣を鍬に》は相手に与えるライフが、衰微はマルチカラー故の打ち難さが気になるので
この枚数に落ち着いたのだと思われます。
《目くらまし》と各色のペルの関係上、フェッチランドの仕方が非常にシビアなデッキですが
ブン回った時の手が付けられない破壊力と、サイドの自由度(今回のリストでは15種15枚!)が魅力的なデッキです。




KMCIT2nd優勝「エスパー石鍛冶」
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Creature
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
3《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》

Spells
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《Force of Will》
3《思考囲い/Thoughtseize》
1《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
1《思案/Ponder》
1《対抗呪文/Counterspell》
1《呪文貫き/Spell Pierce》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
2《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

Lands
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
2《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》
1《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
3《Tundra》
3《Underground Sea》
1《Scrubland》
2《島/Island》
1《平地/Plains》
1《沼/Swamp》
1《Karakas》

Sideboard
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1《至高の評決/Supreme Verdict》
1《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1《呪文貫き/Spell Pierce》
1《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1《否認/Negate》
1《解呪/Disenchant》
1《流刑への道/Path to Exile》
1《概念泥棒/Notion Thief》
1《盲信的迫害/Zealous Persecution》
1《思考囲い/Thoughtseize》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》





2013年下半期のKMC-Invitationalを優勝したのはエスパー石鍛冶でした。

しかし、優勝者は、毎度石鍛冶デッキでお馴染みのオモニシではなく奇跡コントロールのセキモトでした。
このエスパー石鍛冶で特筆すべきは《真の名の宿敵》の採用です。

昨年末に登場したこの(ほぼ)無敵の生物は装備品の担ぎ手として最高であり
また相手の攻勢を削ぐ防波堤としても完璧で、優勝の原動力となったのは間違いなさそうです。

この当時は《真の名の宿敵》の強さが広まり始めた頃であり、《真の名の宿敵》を意識してプロテクション青の
《火と氷の剣》が採用され、サイドボードには《妄信的迫害》と《ヴェールのリリアナ》が採用されています。
また《真の名の宿敵》に弱い《精神を刻む者ジェイス》は枚数が2枚と抑えられ
《真の名の宿敵》と3マナ枠を争う《未練ある魂》は不採用になっています。

《真の名の宿敵》や《殴打頭蓋》が相手の攻撃を無力化し、後は《殴打頭蓋》を《真の名の宿敵》に装備させ殴るだけ…
と言った、あまりにも雑で暴力的なプランを獲得したエスパー石鍛冶は、本来のデッキパワーと相まって
「最強のデッキ」として次のKMC‐Classicも制覇するのでは?と筆者は考えていましたが・・・・・



KMC-Classic優勝「黒単POX」
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Player:Adachi Ryosuke
Deck Name:世界でいちばん黒くなりたい
Deck Designer:松尾 尚史
アーキタイプ:Pox

Spells
4《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4《思考囲い/Thoughtseize》
4《無垢の血/Innocent Blood》
4《Sinkhole》
4《小悪疫/Smallpox》
4《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
2《Hymn to Tourach》
1《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1《The Abyss》
1《女王への懇願/Beseech the Queen》
1《ファイレクシアのトーテム像/Phyrexian Totem》
1《呪われた巻物/Cursed Scroll》
2《Nether Void》

Lands
11《沼/Swamp》
4《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》
4《不毛の大地/Wasteland》
4《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1《Maze of Ith》
1《リシャーダの港/Rishadan Port》
1《産卵池/Spawning Pool》
1《The Tabernacle at Pendrell Vale》

Sideboard
1《Chains of Mephistopheles》
3《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1《地獄界の夢/Underworld Dreams》
2《真髄の針/Pithing Needle》
3《苦花/Bitterblossom》
3《虚空の力線/Leyline of the Void》
2《煙突/Smokestack》





KMC‐Classicを優勝を飾ったのは黒単のコントロールデッキ、いわゆる「POX」でした。
BUGやジャンド、エスパー石鍛冶、RUGDelverといった3色デッキが溢れるレガシー環境では珍しい単色デッキです。

POXデッキはレガシー黎明期から黒単色ファンが細々と使っていましたが、ここにきて優勝の快挙を成し遂げました。
POXデッキが優勝した理由の1つとして《小悪疫》が多くのデッキに有効である事が挙げられます。

レガシーでは多くのデッキが《秘密を掘り下げる者》、《石鍛冶の神秘家》そして《死儀礼のシャーマン》と言った
そのデッキの主力となるクリーチャーを序盤から展開していきます。
そこへ《小悪疫》を突き刺すことで一気にリソースを削り取り機能不全に追い込むことが可能になっています。

《小悪疫》で土地とクリーチャーと手札に同時に被害を与えてもたつかせ
そこから追撃の更なる手札破壊や土地破壊でリソースを破壊して行動を縛っていきます。
最終的には《ヴェールのリリアナ》で手札を0に縛りつつ奥義を連打するか
対戦相手の土地を破壊し尽くしてから《Nether Void》を張ってロックに持ち込みます。
このゲームプランが巧く機能するには《小悪疫》でより多くのリソースを削れることが重要であり
上記の生物群からゲームが始まる事が多い最近のレガシー環境に《小悪疫》は見事に合致していたと言えます。

もう1つの理由としては《真の名の宿敵》の流行と、それに伴う小型クリーチャーを大量に展開するデッキの減少があり
このデッキのメイン除去は生贄除去であり単純に《真の名の宿敵》を全く苦になりません。
《真の名の宿敵》を主力としたデッキに対して優位に立っています。

逆に言うと生贄除去で対処出来ないクリーチャーを大量に並べるデッキや
トークンを複数生成するカードが非常に辛いと言う事なのですが
そう言ったデッキ・カードは《真の名の宿敵》+《装備品》戦略に勝つ事が出来ないとされていた為
《真の名の宿敵》が流行ったこの時期にはあまり注目されていませんでした。

特に単体で手札破壊と生贄除去を無力化する《未練ある魂》が《真の名の宿敵》に取って代わられて消えた事は
POXデッキにとって追い風でした。これらの要因が優勝へと繋がったのだと思います。



2013年末の関西のレガシー環境は死儀礼デッキを巡るメタの中《真の名の宿敵》が一石を投じたと言った印象を受けました。

各種、装備品で《真の名の宿敵》を活かし易いエスパー石鍛冶が台頭した他
KMC-Invitationalでは《真の名の宿敵》を乗り越えられる《秘密を掘り下げる者》+《墓忍び》と
《真の名の宿敵》対策の《ゴルガリの魔除け》を使えるBUGデルバーが上位入賞
KMC‐Classicでは《貴族の教主》から《真の名の宿敵》を速やかに展開しつつ打点を叩き込むバントアグロが入賞
最後の最後にPOXが《死儀礼のシャーマン》ごと《真の名の宿敵》を飲み込みました。



もう3月も終わりだというのに去年末の話とか遅いという突込みはあると思いますが
ここで紹介したデッキは現在進行形で関西のレガシーで注意すべきデッキで
今年に入ってからKMCでも何度か入賞しているデッキもあります。

関西のレガシーを引っ張るこのデッキ達は要注意です!
タグ : Dome
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【デッキ特集】一つだけ言える真理がある。「男は“BUG”に染まれ」【Team America】

皆さんお久しぶりです、mitsuiです。

私のデッキ特集記事ではこれまでReanimator, Enchantressについて解説してきました。

デッキ特集:Reanimatorの構築の仕方
http://mtgkmc.blog.fc2.com/blog-entry-45.html
デッキ考察:Reanimatorのサイドボーディングについて
http://mtgkmc.blog.fc2.com/blog-entry-71.html
デッキ特集:Enchantressは死んだ
http://mtgkmc.blog.fc2.com/blog-entry-94.html


今回の記事から、全3回に分けてBUG()のデッキについて書いていきたいと思います。
前に解説した2つのデッキと比べると急にメジャーになりました(笑)

BUGのデッキは速度によって3つに分けることが出来ます。
速い方から順に『Team America』『BUG Cascade』『Deed Still』です。
デッキの速度とは端的に言うと、キルターン=ゲームに勝利するターンの速さの事です。
今回の記事ではBUGのデッキでは最も速い『Team America』について取り扱います。



まずは、Team Americaのデッキレシピです。

Bob Huang
8th StarCityGames.com - Legacy Open 2014/01/26 Baltimore

60 Maindeck

20 Lands
4《Underground Sea》
2《Bayou》
1《Tropical Island》
1《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4《不毛の大地/Wasteland》

14 Creatures
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
2《墓忍び/Tombstalker》

26 Spells
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《思案/Ponder》
4《目くらまし/Daze》
4《Hymn to Tourach》
4《突然の衰微/Abrupt Decay》
2《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
4《Force of Will》

Sideboard
1《森の知恵/Sylvan Library》
3《見栄え損ない/Disfigure》
2《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
3《呪文貫き/Spell Pierce》
1《水没/Submerge》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》






デッキの動き
text01.jpg
『Team America』は《秘密を掘り下げる者》や《タルモゴイフ》と言った優秀な軽量クリーチャーを展開して
《Hymn to Tourach》や、カウンター等で対戦相手の動きを妨害しながら殴り勝つデッキです。
chiame.jpg

デッキの動かし方で最も重要な事は、1ターン目や2ターン目といった最序盤にクリーチャーを展開する事です。
基本的な事ですが、クリーチャーは戦場に残って攻撃するターンが長くなればなるほど価値が高まります。
つまり早く出せば出すほど得なのです。

しかし、対戦相手からすればクリーチャーに攻撃されるのは不利益であるため、戦場から排除しよう考えるでしょう。
早く出てきてしまったなら、早めに退場してもらえば被害は少ないと言う事です。
それに対抗するのが《Hymn to Tourach》《目くらまし》《Force of Will》と言った各種妨害呪文や
《不毛の大地/Wasteland》の主な役割となります。
これらを駆使して少しでも長くクリーチャーが生み出す利益=ダメージを稼ぎ続けましょう。

―相手のライフが尽きる時まで。



この様な戦術は【クロックパーミッション】と呼ばれます。
レガシー環境では、クロックパーミッション戦術を採用しているデッキは数多く存在しています。

例としては『RUG Delver』や『Patriot(WUR Delver)』と言ったデッキが挙げられるでしょう。
これらはどのデッキも基本的な動きは『Team America』と同じなのですが
使用されている色が異なる事でクリーチャーや除去選択等の部分が変わっています。

他のクロックパーミッションと『Team America』を比較すると、最も違う点は《Hymn to Tourach》によって
対戦相手のハンドを攻められると言う事です。
これによりスペル主体のコンボデッキに対して特に有利となっています。



軽量クロック
text02.jpg

先程クリーチャーが重要と言う事を述べましたが、具体的にどの様なクリーチャーが採用されているか見てみましょう


まずは《秘密を掘り下げる者》です。

delver.jpg

説明不要の最強1マナクリーチャーとして、レガシー環境では存在感のあるカードだと思います。
上記のレシピではインスタントとソーサリーがメイン24枚となっています。

4《渦まく知識/Brainstorm》
4《思案/Ponder》
4《目くらまし/Daze》
4《Hymn to Tourach》
4《突然の衰微/Abrupt Decay》
4《Force of Will》


他の《秘密を掘り下げる者》を使ったデッキでは、例えば『RUG Delver』なら30枚『Patriot』なら28枚前後です。
比べてみると『Team America』の《秘密を掘り下げる者》は少しだけ変身し難い事が分かりますので
そこは巧く《渦まく知識》や《思案》を有効に使ってカバーしましょう。


もう1種類の1マナクリーチャーとしては《死儀礼のシャーマン》が入っています。

主に序盤はマナを生み出し、中盤以降はダメージ源として活躍することが多いです。
特に1ターン目に出せた場合、2ターン目に2マナのスペル+《不毛の大地》や《ヴェールのリリアナ》と言った
強力な行動が出来るのが強みと言えるでしょう。
delver_ds.jpg

《死儀礼のシャーマン》関係の小ワザとして、《汚染された三角州》等のフェッチランドの能力を使って土地を探す前に
《死儀礼のシャーマン》のマナ能力を起動すると言うものがあります。
これは墓地に土地が無い場面で《渦まく知識》+フェッチランドの動きをしたい時に役に立ちます。


そして、『Team America』が“BU”ではなくて“BUG”である最大の理由として《タルモゴイフ》が採用されています。
一言で説明するならば「マナレシオの暴力」、この言葉が最も似合うカードは間違いなく《タルモゴイフ》でしょう。

・高速でゲームを終わらせるのに十分なパワー
・《稲妻》くらいでは落ちないタフネス



まさにクロックパーミッションが求めているクリーチャーそのものです。
《タルモゴイフ》に関するテクニックとして、第一メインフェイズに動いた方が得な場合があると言う事を覚えておくと良いです。これはまだ墓地にないカードタイプを増やすためです。
ソーサリーや、インスタントと言った使い切りのスペルだけではなく、クリーチャーやPWについても
打ち消される可能性がある場合は同様の事が言えます。



以上の3種類のクリーチャーに関しては、現在の『Team America』に4枚ずつ採用されていると考えて問題ありません。
ですが、上記レシピで2枚の《墓忍び》が入っているスロットは他のカードになっている事も多いです。

選択肢としては《真の名の宿敵》か《闇の腹心》が挙げられます。
それぞれ一長一短となっており、どんなデッキと当たる事が想定されるかによって選ぶと良いでしょう。

例えば《墓忍び》は飛行5点と言う高打点が魅力的ですが、《剣を鍬に》や《精神を刻む者ジェイス》のバウンス能力が苦手です。



サイドボードの組み方
text03.jpg


最後にサイドボードについて解説します。
大まかなサイドボーディングの指針として、次の3つが挙げられます。


コンボデッキ以外に対して《Force of Will》を抜く事が多い
理由
《Force of Will》手札の枚数で損をする代わりに何でも対処出来る点が魅力です。
しかし、サイド後は相手のデッキが分かっているため、用途に合わせた1:1交換のカードに入れ替えたいです。


同系や他のクロックパーミッション以外に対して《墓忍び》を抜く事が多い
理由
上でも述べたように《墓忍び》は弱点が多いカードなので、より使い易いカードとの入れ替えを検討しましょう。
『Team America』はメインデッキのクリーチャーの数が多めなので、サイド後の際に手を付けてもデッキのバランスを崩しにくいです。


対象がない《突然の衰微/Abrupt Decay》を抜く
理由
『Sneak Show』や『ANT』と言ったコンボデッキは、メインデッキに《突然の衰微》の対象がないため
サイドボード後では抜きます。
ただし、サイド後に《血染めの月》や《闇の腹心》等が入ってくる可能性もあるので
もし他にそれらを対処出来るカードが無いのであれば少しだけ残す場合もあります。


これ以外の部分についても、より的確に1:1交換が出来る事を意識しカード選択していくと失敗しにくいと思います。
それでは、どの様なカードをサイドボードに用意しておけば良いでしょうか?



必ず入れておきたいのは追加の除去とカウンター呪文で、上記のような指針でカードが抜けた穴を埋めてくれます。
『Team America』は土地が20枚と少なめなので、軽いカードが優先されます。


追加の除去候補

Disfudismemsubmerge.jpg


追加のカウンター候補

Spellpierce_FLStorm.jpg


その他のオススメカードは《森の知恵》と《ゴルガリの魔除け》です。

SLibrary_golcha.jpg

《森の知恵》は特に除去として《剣を鍬に》を使っているデッキに対して、圧倒的なリソース差を生み出してくれるので重宝します。《ゴルガリの魔除け》は《真の名の宿敵》等のタフネス1のクリーチャー対策として優秀で
エンチャント破壊モードもあるため用途がかなり広いです。




以上で『Team America』の解説を終わります。それでは次回『BUG Cascade』の解説記事でお会いしましょう。
ガイアが俺にもっと記事書けと囁いている!





mitsui/記者ブログ
タグ : mitsui
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第33回KMC、TOP8DeckList

いつもご参加いただきましてありがとうございます!

4月6日に行われた第33回KMCは、参加者58名と大盛況のうちに終わりました!
初めてご参加いただく方や遠征をしてくださった方、いつも見せてくださる顔、様々な方々にご参加いただきました。
ありがとうございました。

今大会は、GP名古屋前のレガシー大会として最終調整会として利用された方々が多かったように思えます。
デッキ分布を見てみても、ガチ調整されているのが伺えます。

そんな中を優秀な成績で終えられた方々のデッキリストです!
是非研究してください!

最後に、次回KMCは5月11日です!
皆様のご参加を心よりお待ちもうしております!




33th Known Magician’s Clan
2014.4.6
参加人数58名
6回戦

【デッキ分布】

6 エスパー石鍛冶
4 ジャンド
4 BUGコントロール
4 チームアメリカ
4 SneakAttack
1 青単SNT
1 全知SNT
2 UWR石鍛冶
2 パトリオット
2 RUGデルヴァー
2 NicFit
2 ゴブリン
2 赤単バーン
2 黒単コントロール
1 多色デルヴァー
1 デットガイ
1 マーベリック
1 ANT
1 ハイタイド
1 黒単POX
1 親和
1 赤単ペインター
1 URLandStill
1 3cカスケード
1 土地単
1 超起源
8 ローグ


▼▼▼TOP8デッキリスト▼▼▼


1st
Player:Fukudome Yuu
Deck Name:猫山赤単
Deck Designer:dome

Creature
4 《絵描きの召使い/Painter's Servant》
4 《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》
4 《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
2 《月の大魔術師/Magus of the Moon》
1 《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》
1 《特務魔道士ヤヤ・バラード/Jaya Ballard, Task Mage》
1 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》

Spells
3 《赤霊破/Red Elemental Blast》
3 《紅蓮破/Pyroblast》
2 《稲妻/Lightning Bolt》
2 《死亡+退場/Dead/Gone》
4 《血染めの月/Blood Moon》
4 《丸砥石/Grindstone》
3 《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》
2 《水蓮の花びら/Lotus Petal》
1 《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》

Lands
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4 《裏切り者の都/City of Traitors》
11 《山/Mountain》

Sideboard
3 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
3 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
2 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
2 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
1 《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》
1 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
1 《紅蓮破/Pyroblast》
1 《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》
1 《躁の蛮人/Manic Vandal》



2nd
Player:Tashiro Kouichi
Deck Name:
Deck Designer:

Creature
4 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
2 《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》

Spells
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《思案/Ponder》
4 《突然の衰微/Abrupt Decay》
4 《目くらまし/Daze》
4 《Hymn to Tourach》
3 《Force of Will》
3 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》

Lands
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《Underground Sea》
2 《Bayou》
1 《Tropical Island》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
4 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》

Sideboard
3 《呪文貫き/Spell Pierce》
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《見栄え損ない/Disfigure》
2 《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》
1 《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
1 《四肢切断/Dismember》
1 《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
1 《森の知恵/Sylvan Library》
1 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
1 《Force of Will》


3rd
Player:Tanaka Mikito
Deck Name:Vacuum Level Death
Deck Designer:アテリエル & chun

Creature
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
3 《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》
3 《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》

Spells
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《思案/Ponder》
3 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3 《もみ消し/Stifle》
3 《目くらまし/Daze》
3 《Force of Will》
2 《未練ある魂/Lingering Souls》
2 《盲信的迫害/Zealous Persecution》
1 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》

Lands
3 《不毛の大地/Wasteland》
2 《Underground Sea》
2 《Tundra》
1 《Tropical Island》
1 《Scrubland》
1 《Bayou》
3 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2 《湿地の干潟/Marsh Flats》
1 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》

Sideboard
3 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
2 《真髄の針/Pithing Needle》
2 《苦花/Bitterblossom》
1 《否認/Negate》
1 《白鳥の歌/Swan Song》
1 《解呪/Disenchant》
1 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》


4th
Player:Sekimoto Tatsuo
Deck Name:
Deck Designer:けみやん

Creature
4 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
1 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》

Spells
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4 《Force of Will》
3 《終末/Terminus》
3 《天使への願い/Entreat the Angels》
2 《呪文貫き/Spell Pierce》
1 《対抗呪文/Counterspell》
3 《相殺/Counterbalance》
4 《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
3 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

Lands
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
3 《Tundra》
2 《Volcanic Island》
2 《不毛の大地/Wasteland》
1 《Karakas》
3 《島/Island》
2 《冠雪の島/Snow-Covered Island》
2 《平地/Plains》

Sideboard
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2 《摩耗+損耗/Wear+Tear》
2 《至高の評決/Supreme Verdict》
2 《紅蓮破/Pyroblast》
1 《赤霊破/Red Elemental Blast》
1 《血染めの月/Blood Moon》
1 《外科的摘出/Surgical Extraction》
1 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1 《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite》


5th
Player:Kagotani Naota
Deck Name:
Deck Designer:

Creature
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》

Spells
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3 《思考囲い/Thoughtseize》
1 《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
4 《Force of Will》
1 《呪文貫き/Spell Pierce》
1 《対抗呪文/Counterspell》
1 《至高の評決/Supreme Verdict》
2 《未練ある魂/Lingering Souls》
2 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1 《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
3 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

Lands
3 《Tundra》
2 《Underground Sea》
1 《Scrubland》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
1 《湿地の干潟/Marsh Flats》
2 《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》
1 《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
1 《Karakas》
2 《島/Island》
1 《平地/Plains》
1 《沼/Swamp》

Sideboard
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《思考囲い/Thoughtseize》
1 《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1 《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1 《呪文貫き/Spell Pierce》
1 《否認/Negate》
1 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1 《未練ある魂/Lingering Souls》
1 《解呪/Disenchant》
1 《流刑への道/Path to Exile》
1 《至高の評決/Supreme Verdict》


6th
Player:Yamagichi Kenta
Deck Name:土地単 with
Deck Designer:TC DECK

Spells
4 《罰する火/Punishing Fire》
4 《ギャンブル/Gamble》
4 《壌土からの生命/Life from the Loam》
3 《輪作/Crop Rotation》
2 《マナ結合/Manabond》
4 《踏査/Exploration》
4 《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》

Lands
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
4 《Maze of Ith》
4 《リシャーダの港/Rishadan Port》
4 《演劇の舞台/Thespian's Stage》
3 《平穏な茂み/Tranquil Thicket》
2 《暗黒の深部/Dark Depths》
1 《The Tabernacle at Pendrell Vale》
1 《Karakas》
1 《Glacial Chasm》
2 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
2 《Taiga》
1 《森/Forest》

Sideboard
4 《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》
3 《クローサの掌握/Krosan Grip》
2 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《暗黒の深部/Dark Depths》
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1 《輪作/Crop Rotation》


7th
Player:Kawasaki Keita
Deck Name:Z Jand
Deck Designer:

Creature
4 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4 《闇の腹心/Dark Confidant》
4 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》

Spells
4 《思考囲い/Thoughtseize》
4 《突然の衰微/Abrupt Decay》
3 《稲妻/Lightning Bolt》
3 《罰する火/Punishing Fire》
2 《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
2 《森の知恵/Sylvan Library》
1 《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》
4 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
1 《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》

Lands
4 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4 《湿地の干潟/Marsh Flats》
4 《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
4 《不毛の大地/Wasteland》
3 《Badlands》
2 《Bayou》
1 《沼/Swamp》
1 《森/Forest》
1 《樹上の村/Treetop Village》

Sideboard
3 《外科的摘出/Surgical Extraction》
3 《紅蓮破/Pyroblast》
2 《真髄の針/Pithing Needle》
2 《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
1 《壌土からの生命/Life from the Loam》
1 《古えの遺恨/Ancient Grudge》
1 《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》
1 《悪魔の布告/Diabolic Edict》
1 《毒の濁流/Toxic Deluge》


8th
Player:Taniguchi Hiroaki
Deck Name:
Deck Designer:

Creature
4 《貴族の教主/Noble Hierarch》
3 《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
2 《復活の声/Voice of Resurgence》
2 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
1 《極楽鳥/Birds of Paradise》
1 《キオーラの追随者/Kiora's Follower》
1 《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
1 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
1 《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
1 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1 《浄火の戦術家、デリーヴィー/Derevi, Empyrial Tactician》
1 《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》
1 《セレズニアの声、トロスターニ/Trostani, Selesnya's Voice》
1 《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit》
1 《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae》

Spells
4 《緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith》
3 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3 《未練ある魂/Lingering Souls》
3 《対立/Opposition》
1 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
1 《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》

Lands
4 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2 《Tropical Island》
2 《Savannah》
1 《Bayou》
1 《Tundra》
1 《Scrubland》
1 《ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle》
1 《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
1 《暗黒の深部/Dark Depths》
1 《演劇の舞台/Thespian's Stage》
1 《黄塵地帯/Dust Bowl》
1 《ガヴォニーの居住区/Gavony Township》
1 《森/Forest》
1 《平地/Plains》
1 《島/Island》

Sideboard
2 《突然の衰微/Abrupt Decay》
2 《石のような静寂/Stony Silence》
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2 《概念泥棒/Notion Thief》
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1 《前駆ミミック/Progenitor Mimic》
1 《進歩の災い/Bane of Progress》
1 《スラーグ牙/Thragtusk》
1 《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons》
1 《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》
1 《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》

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第33回KMC動画

【MTG】第33回KMC決勝戦Game1【レガシー】


【MTG】第33回KMC決勝戦Game2【レガシー】


【MTG】第33回KMC決勝戦Game3【レガシー】

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【コラム】<番外編>あまり当たらないデッキこそ知ろう~エンチャントレス編~

このコラムを楽しみにしている全国十数名(推定)のみなさーん!
こ~んに~ちは~!!駄文系コラムニストのChunです。


今回はタイトルの通り番外編です。だから前フリはありません。
“決してネタ切れではありません!”――さて、どのように番外編かというと……
真面目にプレイング、プランニングの話をします!


「あれ、このサイトってレガシーの大会コラムだからそれが普通じゃあ?」


聞~こ~え~な~い~(><)とにかく内容のほうへGO!GO!


     →


さて、みなさんはレガシーのサイト内にある無名雑談系プレイヤーのコラムを読むほどの方々。

―つまり
K.トランプをするときに妙にシャッフルがうまくて仲間に変な目で見られる
M.中途半端に英単語に強くて仲間に変な目で見られる
C.会話に割り込むときに「スタック」と言って仲間に変な目で見られる

くらいMtGが好きなはず。
一般的にtier1と呼ばれるANTやRUG Delverを始めとする大会でよく見られるデッキとは戦い慣れているハズ。

しかしここはレガシーフォーマット。tier1だけで構成される大会環境ではないはず。

初見のため、どのような対策をしていいかわからないまま撃沈!!なんて事態も起こりえます。



いや俺ら仲間に変な目で見られるくらいレガシーしてるからそんなんないし


し、失礼しました?(汗)

てなワケで自身満々の強豪さんには何を今さらな内容です。
が、このデッキとの戦い方を知りたいという方は是非。で、今回紹介したいデッキはコチラ。


Border_4.jpg


「キヨシー!いいかげんここを開けなさい!」

「うっせぇんだよ!俺はこの部屋を一歩も出ないからな!」

いつからだろう……キヨシの考えている事が分からなくなったのは…
私のお腹の中から出てきたはずの息子は長い間自室から出てこない。
食事の問題、排泄排の問題があるから、すぐに部屋を出てくるだろうと思ってた。









甘かった


あの子は《独房監禁》状態を脱することを止めないと言う意思表示の様にアップキープ毎に排泄物を窓から捨てた。

独房監禁01
そして食事。
彼には《アルゴスの女魔術師》という友達がいて、その子が食事を与えているらしい。


憎い。
なのに《アルゴスの女魔術師》がどうやって2階にあるあの子に食事を与えているのかも分からない。
私から接触する事も出来ない。

もう、私にはキヨシを部屋から出す事は出来ないの……



Border_4.jpg





《エンチャントレス》です。
《アルゴスの女魔術師》と《女魔術師の存在》という2種類のドローサポートカード。

enchantolesss.jpg
それによって成り立つ超防御カードの《独房監禁》

独房監禁

負けない状態から少量のフィニッシャーに繋げるデッキです。


黎明期のフィニッシャーは《聖なるメサ》が有名で、その後は《空位の玉座の印章》や
《引き裂かれし永劫エムラクール》と言う選択に移っていきました。


このデッキはtier1とは遠い存在ですが、

K.ビートダウンを完全否定できうる
M.まずまず安価に組める
C.特徴的なデッキなので一定数のファンがいる

等の理由から廃れる事なく存在を続け好成績を残すポテンシャルをも秘めております。


もちろん、このデッキも切磋琢磨を続けております。
特に大きな変化があったのは、やはり《ラヴニカへの回帰》でしょう。



Border_4.jpg



「そんな……」そこにはキヨシの無残な姿があった。
決して餓死ではない。一体誰が……

警察はすぐにやってきた。
私は何度も、まるで機械人形の様に同じ質問に答え続けた。


キヨシはダメージを受けず、呪文や能力の対象にならなかった事
キヨシの部屋には《真の木立》が貼ってあり《アルゴスの女魔術師》にも《独房監禁》にも触れられなかった事


―――質問は続いた。
警察は私が息子を殺したと思っているのだろうか。


もう、疲れたのだろう。私は声を張り上げてしまった。
誰があの子を殺せるって言うんですか!対象を取らずにライフロスでもしない限り出来る訳ないじゃない!


その時、警察の目が大きく見開かれた。
このままだと両目ともポトリと落ちちゃいそうなくらい驚くものだから思わず笑っちゃった。
あれ、いつぶりだろう。笑ったの。


そこからはすごく早かったわ。
だって、全ての対戦相手へのライフロスなんて出来る人が限られているんですもの……

そう、捕まった犯人は……









まずは《死儀礼のシャーマン》。

死儀礼01




そして《突然の衰微》。

衰微01


このままだと衰退の一途かと思われるエンチャントレスですが、ラヴニカでは同時にパートナーも得たのです。



     ―――――――――――



「ごめんねキヨシ。あなたに何もしてあげられなかった……せめて安らかにお眠り」



     ―――――――――――



《安らかなる眠り》と《Helm of Obedience》のコンボはデッキの高速化に貢献しました。
同時に《タルモゴイフ》や《死儀礼のシャーマン》《瞬唱の魔道士》への解答にもなったのです。

ヘルムピース





さて、いい加減に《エンチャントレス》と当たったらどうすればいいかを考えましょう!
今回は特にオリジナリティに富んでいないR.I.P&ヘルムコンボ搭載型と過程して行います。
結局のところ前フリが長かったわけですが――と言うかいつもより長かったわけですが――

果たしてここから先の解説を読む人はいるのでしょうか……




     →




まず最初に相手がエンチャントレスかどうかに気づきましょう。
小さい大会なら顔を見れば一発です。


では大きい大会だと?


大抵エンチャントレスは1ターン目での特定が可能です。


なぜ?


エンチャントレスの多くのカードはエンチャントレス専用のカード
そう言い切っても過言ではありません。

では一般的な動きをお教えしましょう。


①.フェッチランドを挟むかどうかに関わらず、基本《森》がセットされやすい

②.その《森》に《繁茂》もしくは《楽園の拡散》が付けられる。or《ミリーの悪知恵》がキャストされる



もちろんこれらの行為を行わない場面もあります。
が、その際は相手がマナ加速をしなかったorドロー操作をしなかった事になるのです。
他にも《豊かな成長》を唱えたり《金属モックス》からいきなり《アルゴスの女魔術師》と言うパターンも有。


では特定出来たら次はどうしましょう?


白系・緑系なら
エンチャントを壊す準備が必要です。
もしくは妨害に走りながらクロックを重ねましょう。
《スレイベンの守護者サリア》は相手の動きを大幅に遅らせるどころか、動きを完全に止める可能性すらあります。
エンチャントレスはおおよそ土地が20枚とあまり多くありません。

要求される追加の1マナはそのまま敗北へと直結するかも知れない一方で
対コンボ・コントロールで活躍する《ガドック・ティーグ》は対エンチャントレスでの仕事量は意外と多くありません。
止められるカードは《Helm of Obedience》や《空位の玉座の印章》などのフィニッシャー。
フィニッシャーを探すカードや、ドローのギミックなどは止める事が出来ないので
最後のターンに《忘却の輪》で対象に取られて終わり――なんてことも。

しかし、裏を返せば《ガドック・ティーグ》を守ればフィニッシュされないので
《ルーンの母》や《森を護る者》との組み合わせは妙技です。
《引き裂かれし永劫、エムラクール》が出てきたらご愛嬌。



青系なら
マストカウンターは2種類のエンチャントレスです。
ハンドアドバンテージの観点で見ると、1つ通してしまうとグングンアドバンテージの差が発生してしまいかねません。
逆にエンチャントレスが場に無いと、多くのカードがアドバンテージを得ないレガシー級のパワーを持たないカード群
特に《独房監禁》なんかはもうただの《安全な道》です。
相手のテンポを崩した上で素早くクロックを刻むか《精神を刻むものジェイス》でアドバンテージ優位を広げましょう。



黒系なら
《ヴェールのリリアナ》が鬼畜です。コンボ系の多くに有効な毎ターンのハンド喪失。
被覆である《アルゴスの女魔術師》にもマイナス能力が有用である事。
ハンデスで言えば、やはり《アルゴスの女魔術師》を捨てる事は非常に有効です。
しかし、マナが伸びなかったりする様なハンドであれば敢えて軽量エンチャントを落とす事も一手となります。



赤系なら
最速で相手を殺す必要があります、と言うかそれが出来ないと負けです。
エンチャントレス(R.I.P型)は早くなったと言えど、4~5T目で勝てるデッキならば間にあう事が多いです。

もちろん早ければ2ターン目に《独房監禁》を張って維持に持っていく事や、
3T目にライブラリーを空にする事もあります。
しかし、あくまでもドロー操作の少ない(無いと言ってもいいかもしれない)コンボデッキ。
そうそう決まるものではありません。



無色系なら
堂々と構えて《全ては塵》を撃ちましょう。
タイミングは相手がエンチャントレスの2枚目を張った後がオススメです。
ドローが始まるとリカバリーされてしまう公算が大きくなります。



漠然とわけてみました。漠然としすぎて困りますね。
少し視点を変えてしてみると……


↓↓↓↓↓↓


テンポ系なら
《目くらまし》は前半から腐りやすいので、1ターン目の《繁茂》に対して撃つ事も重要です。
そうすれば相手は2T目にケア無しで《アルゴスの女魔術師》を置くことになるか、
はたまた《女魔術師の存在》をキャスト出来なくなるかもしれません。

もちろん《目くらまし》を撃って2T目の《アルゴスの女魔術師》や《安らかなる眠り》が打ち消せないとアウト。
ただ、3マナある状態でそれらを撃たれたら???その当たりはもう読み合いです。
このコラムは可能性を提示する事しか出来ません。

《もみ消し》は多くのカードに有効です。
例えば《安らかなる眠り》に合わせれば《タルモゴイフ》や《敏捷なマングース》のサイズを守る事が出来ます。
エンチャントレスの誘発ドローを1枚消すことが出来ます。
そもそも土地の少ないデッキなので序盤のフェッチに合わせて撃てば勝ちがいきなり近づきます。


最適なクロックは《秘密を掘り下げる者》です。

delver.jpg
先ほども述べた様に決して早いデッキではないのでカウンターや《もみ消し》で妨害しながら3点クロック!
これで十分勝ちえます。


サイド後もプランそのままでOKです。
カウンターは多めでクロックは《秘密を掘り下げる者》優先です。全体火力がサイドにあるなら入れましょう。




各種コンボなら
さっさと決めて下さい。基本妨害はしません。
サイド後は《神聖の力線》と《エレファントグラス》があると思って行動しましょう。



コントロール系なら
《石鍛冶の神秘家》はそこまで怖くありません。さすがに速度があるので。

《相殺》+《師範の占い独楽》は早く決められるかが勝負の分かれ目です。
エンチャントレスが並んでしまうと、打ち消してもドローがあるので対応しきれなくなります。
後は3マナにマストカウンターがチラホラある事には要注意です。

ハンデス・カウンターを基軸に置いたものなら、落ち着いてエンチャントレス及びコンボパーツを処理しましょう。
アドバンテージを得させなければほぼマグロです。




ビート系なら
頑張れ!



やっぱり漠然としていますね。
でも、あらゆるデッキでどうするかなんて書いていたら皆さん読むのが嫌になるでしょう?
既に現在、普段のChunコラムの2倍は書いています。

では私がエンチャントレスを使っていたときに感じた所感を簡単に書いて終わりとしましょう。



Boder.jpg

《独房監禁》について
結構初見の方は警戒されますが、あれはあらゆるカードの補助があって初めて機能するものです。
つまり《独房監禁》を処理するならエンチャントレスを処理します。
もしくは《独房監禁》をキャストした時にエンチャントが無い場面を作ります。
《独房監禁》を出して安心した所でエンチャントレスを破壊すると出し損にまでさせられます。


《繁茂》について
キープにもよりますが、打ち消す価値は大アリです。
恐らくハンデスの場合《繁茂》を落とす場面は多いでしょう。
もちろんそうでない場面も多々あるので難しくはありますが『スルーして次のエンチャントレスを消せばいい』と言う
固定観念だけは持たないようにしてください。


エンチャントレスを消さずにフィニッシャーだけ構えれば勝てるんじゃないの?
《引き裂かれし永劫エムラクール》ルートならあなたは滅します。
更に回りだしたら1Tにフィニッシュブローを複数発撃たれてもおかしくないデッキです。
フィニッシャーを消す準備は大切ですが、事前準備を見逃す理由としてはチト弱いかと。







クリーチャー除去はサイドアウトすべきだよね?



・・・



空から光が!なんということでしょう。
《セラの聖域》に天使が舞い降りました。《悪斬の天使》です。

            baneslayer angel

してやったりなエンチャントレス使いは左手の指を使い「K」を形作り、
伸ばした腕を揺らめかせながら歌いだします。


「……アグレッシッッ







著作権の観点からここまで。

少数派ですが、サイドからのクリーチャーinは起こりえます。
確実にいらないから抜く、それで入れるカードは確実にいるものですか?
まぁ普通は抜いていいと思います。そこまで読み切れませんよね。



長々と書きましたが、結局のところ漠然としたものしか書けません。
しかし、この漠然をもとにエンチャントレスと当たった時、0スタートより良い結果が掴める事を私は望んでいます。

あれですね、デッキ解説はやっぱり上手い人が書くべきです。
私はまた駄文を綴るとしましょう。




(Chun/記者ブログ
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第34回KMCと、招待制イベントKMCITのお知らせ!

いつもお世話になっております!

次回KMCは、5月11日となっております!
ついに残すところあと2回となった今期KMC!
6月8日には総集編となる招待制イベントKMCIT(KMCインビテーショナル)が開催されます!
更にサイドイベントとして若猫杯が開催されます!
フォーマットは、もちろんレガシーです!

また、4月19日にはGameshopさかいや様にて「Force of Will杯」と題されたレガシー大会が開催されます!
優勝者には、KMCITの参加権利を無条件に付与!(参加権を持っている人が優勝した場合、Byeにはなりません。繰り下がって参加権を付与します。)

また、蒼猫亭様でもKMCIT選抜大会が開催予定です!

是非、今期の残されたKMCを全力で駆け抜けてください!
34th Known Magician’s Clan

日程:5月11日(日)

フォーマット:レガシー
参加費:¥1000
受付:13:10

■会場

市民交流センターひがしよどがわ


大阪府大阪市東淀川区西淡路1丁目4−18
TEL:06-6321-3816

■アクセス
JR「新大阪」駅から徒歩5分
3rd KMCIT

日程:6月8日(日)

フォーマット:レガシー
参加費:無料
受付:13:10

※招待制イベントです。KMCポイントレース上位16名とKMCIT選抜大会優勝者、若猫杯ポイントレース上位4名のみに参加権があります。

■会場

市民交流センターひがしよどがわ


大阪府大阪市東淀川区西淡路1丁目4−18
TEL:06-6321-3816

■アクセス
JR「新大阪」駅から徒歩5分
今後の予定

5月11日
第34回KMC
市民交流センターひがしよどがわ

6月1日
第35回KMC
市民交流センターひがしよどがわ

6月8日
第3回KMCIT
市民交流センターひがしよどがわ

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第36回KMC
市民交流センターひがしよどがわ
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