KMC Schedule
86th KMC
11月3日(Fri-Holiday)
受付:13:15
開始:14:00
参加費:1000円
会場:中央会館
最寄り駅:地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」下車 徒歩6分

[[今後の予定を更に見る]]


関西レガシーカレンダー(間違っていても責任は負いません。)
84th KMC Final Movie

第11回KMC優勝デッキ紹介 ~Explorer Pod~

こんばんは。Domeです。遅ればせながら今年最初のKMCを優勝したデッキを紹介します。
2013年後半は《死儀礼のシャーマン》よりもアンチ死儀礼側のデッキや《真の名の宿敵》が注目され
最後はそれらを丸ごとPOXデッキが飲み込んで終わりましたが
今年最初のKMCでは再び《死儀礼のシャーマン》を使った黒緑のデッキが優勝しました。


しかし、そのデッキはジャンドやBUGのような3色グッドスタッフではなく
黒緑2色の、それもレガシーでは珍しいクリーチャーが満載の「出産の殻」デッキでした。


Player:Wakabayashi Taichi
Deck Name:Explorer Pod
Deck Designer:ワカバヤシ タイチ

Creature
4《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4《老練の探険者/Veteran Explorer》
2《闇の腹心/Dark Confidant》
2《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》
2《ゲラルフの伝書使/Geralf's Messenger》
2《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》
1《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats》
1《ウッド・エルフ/Wood Elves》
1《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
1《叫び大口/Shriekmaw》
1《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》
1《スラーグ牙/Thragtusk》
1《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
1《墓所のタイタン/Grave Titan》
1《囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One》

Spells
4《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
2《突然の衰微/Abrupt Decay》
3《出産の殻/Birthing Pod》
2《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》
2《破滅的な行為/Pernicious Deed》
1《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare》

Lands
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1《湿地の干潟/Marsh Flats》
4《Bayou》
6《沼/Swamp》
1《森/Forest》
1《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》

Sideboard
3《思考囲い/Thoughtseize》
3《自然の要求/Nature's Claim》
2《強迫/Duress》
1《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
1《破滅的な行為/Pernicious Deed》
1《突然の衰微/Abrupt Decay》
1《酸のスライム/Acidic Slime》
1《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《毒の濁流/Toxic Deluge》
1《根絶/Extirpate》




優勝したワカバヤシさんのデッキは黒緑の通称『Nic Fit』と呼ばれるミッドレンジ系のデッキでした。
Nic Fitは黒緑の基本である《死儀礼のシャーマン》に加えて《老練の探検者》と《陰謀団式療法》のシナジーによる
【マナ加速+手札破壊】のエンジンを搭載しているのが特徴です。

このエンジンは手札破壊を挟む事、誘発型能力である事、更に基本土地による加速である事から安定感があります。
その上、アンタップインするので爆発力もあるのですが、代わりに対戦相手も加速してしまうデメリットがあります。
そのメリットを活かしデメリットを誤魔化す為に、相手よりも高いマナ域での勝負と
《破滅的な行為》によるボードコントロールを行う形を取っています。

一般的にレガシーで採用されるクリーチャー
《死儀礼のシャーマン》《秘密を掘り下げるもの》《タルモゴイフ》《石鍛冶の神秘家》《真の名の宿敵》・・・
どれも3マナ以下ですね。
(もちろん《実物提示教育》経由の《グリセルブランド》と《引き裂かれし永劫エムラクール》はノーカウントで。)


一方でこのExplorer Podには10枚もの4マナ以上のクリーチャーが採用されています。
レガシーで採用される低マナ域のクリーチャーはどれもが凄まじいまでのコストパフォーマンスを誇るため
単純に勝負するとマナコスト分負けてしまいますが、そこを《破滅的な行為》で一方的に破壊する事で盤面を制圧し
この《破滅的な行為》の起動コストも前述のマナ加速が活かされています。

《破滅的な行為》は基本的には低マナ域を狙い撃ちするのですが、たまに《殴打頭蓋》や《墓忍び》等を倒す為に
自軍諸共、一掃する場合もあります。
そうなった時に損をしない様に、このデッキにはマナ域を問わずCIP能力、またはPIG能力を持ったクリーチャーが多く採用され、《破滅的な行為》でリセットしながらも、殆ど損しないデッキ構成は往年の「The Rock」「マルカ・デス」を思わせますね。


このデッキは高マナ域で勝負しますが、だからと言って5~6マナのクリーチャーを大量に詰め込むと
当然マナ加速できない時に悲惨になります。
しかし、減らすと今度はマナフラッドしてしまうというジレンマがあります。
それを解消する為に、《師範の占い独楽》と《出産の殻》が採用されています。


《師範の占い独楽》はお馴染みのライブラリー操作ですが、《出産の殻》はレガシーでは珍しいカードですね。
《出産の殻》は《老練の探検者》を生贄にする手段であると同時に必要に、応じた高マナ域のサーチを兼ねています。
また《師範の占い独楽》と《出産の殻》のシャッフルを駆使すれば、盤面のマナ域とサーチ先のマナ域が合わない時でも
必要なカードを探しに行く事が出来るので非常に安定してクリーチャー展開をする事が出来ます。



此処まではデッキの核となるエンジンを説明しましたが、今度はエンジンから飛び出してくるクリーチャーの解説です。

クリーチャーの中でやはり目を引くのは
《ゲラルフの伝書使》
《ファイレクシアの抹消者》
《残忍なレッドキャップ》
《アスフォデルの灰色商人》の「黒単信心」ラインでしょう。

《ファイレクシアの抹消者》はこのデッキのフィニッシャーの1つですが、4マナであるため《突然の衰微》が効かず
火力も打ち込めす《真の名の宿敵》でもブロックし辛いのが売りです。

特に《剣を鍬に》を持たない《死儀礼のシャーマン》デッキに対して圧倒的な支配力を持ちます。
仮に《剣を鍬に》が入ったデッキに相手でも、《陰謀団式療法》で安全確認したり
最悪でも《出産の殻》で別のクリーチャーに変換したり出来るのがポイントです。
ワカバヤシさん本人も「うまく活用するように工夫した」との事ですが、これにはまったくもって同意できます。

《ファイレクシアの抹消者》のきつい黒4マナシンボルも《老練の探検者》から大量に《沼》を並べたり
《出産の殻》でサーチしたり出来るこのデッキでは苦にならず、《アスフォデルの灰色商人》の信心稼ぎに役立ちます。
また、この《アスフォデルの灰色商人》も《残忍なレッドキャップ》《ゲラルフの伝書使》《死儀礼のシャーマン》で
信心を稼ぎながら、個々の本体火力と重複すると馬鹿にならない威力でこのデッキのフィニッシャーの1つにもなっています。

ワカバヤシさんは、これら黒単信心の要素を活かして《死者の神、エレボス》も採用してみたいと考えているようで
このデッキの自由度の高さが伺えます。

確かに《アスフォデルの灰色商人》や《ワームとぐろエンジン》で獲得したライフでカードを引くのは楽しそうですね。


2014年最初のKMCは巡りめぐって再び死儀礼デッキが優勝しました。
しかし、この「Explorer Pod」は相手に《死儀礼のシャーマン》が居てもマナ加速出来る様に
また相手の《突然の衰微》が効かない様、クリーチャーとエンジン(《出産の殻》は《突然の衰微》で破壊できません!)で構成されており、アンチ死儀礼側のデッキとも捉える事が出来ます。

依然として《死儀礼のシャーマン》がメタの中心に居る事の表れでもあるのですが
この結果を受けた2月のKMCはどうなったのか・・!?楽しみですね!
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