KMC Schedule
86th KMC
11月3日(Fri-Holiday)
受付:13:15
開始:14:00
参加費:1000円
会場:中央会館
最寄り駅:地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」下車 徒歩6分

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関西レガシーカレンダー(間違っていても責任は負いません。)
84th KMC Final Movie

第12回KMC優勝デッキ紹介 ~UWR Delver~

こんにちは。Domeです。またしても遅ればせながら2月のKMCを優勝したデッキを紹介します。

前回はExplorer Podというミッドレンジ系、どちらかというとローグなデッキが優勝したこともあり
個人的にはコンボデッキが増えるかなと予想していたのですが
(*ちなみに筆者はこの時スニークショウを持ち込みました。惨敗・・・)は概ね当たっていました。

定番のエスパー石鍛冶が最大勢力ではありますが、次ぐ勢力にスニークショウとエルフデッキ
後は、《死儀礼のシャーマン》キラーデッキのPOXが食い込んでいました。
こんな環境では《死儀礼のシャーマン》を使ったミッドレンジは苦しく、ベスト8に1人しかいませんでした。

そんな中、コンボとPOXは若干安定性に難があったのか勝ちきれず、優勝と準優勝は安心安定の石鍛冶デッキとなりましたが、優勝したのはエスパーではなく3色目に火力(赤)を使った石鍛冶でした。


Player:Tashiro Kouichi

Creature
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》

Spells
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《思案/Ponder》
4《呪文貫き/Spell Pierce》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《目くらまし/Daze》
4《Force of Will》
1《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》
1《殴打頭蓋/Batterskull》

Lands
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1《乾燥台地/Arid Mesa》
4《Tundra》
3《Volcanic Island》
4《不毛の大地/Wasteland》

Sideboard
4《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
3《紅蓮破/Pyroblast》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
1《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
1《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1《摩耗+損耗/Wear+Tear》





優勝したのはパトリオット、またはデッキ内容そのままにUWRデルバーと呼ばれるデルバー+石鍛冶デッキでした。
分類としては石鍛冶コントロールではなくテンポデッキに属します。

テンポデッキは《思案》や《目くらまし》等多くの固定パーツを持ちますが
UWRデルバーもやはりデッキリストが固定化しています。
上記のKMC優勝デッキ、UWRデルバーの知名度を一気に上げたGPワシントンを優勝したリストとほぼ同じになっています。
フェッチランドの種類とサイドの《赤霊破》が《紅蓮破》に代わっているだけなので
事実上は同じといっても差支えなく、言い換えればかなり完成度の高いデッキであると言えます。


しかし、このデッキはテンポデッキでありながら《装備品》というテンポロスになりかねない行動も
「取る事が出来る」上にクリーチャーが《殴打頭蓋》含めてもメイン11枚しかなくプレイングは難しい所もあります。

優勝したタシロさんはKMC上位常連の一人で、KMC以外でもスタンダードでGPトップ8の経験も持つ巧者で
タシロさんだからこそ、この成績を収めることが出来たのかもしれませんね。



それではUWRデルバーの戦略を見ていきましょう!


《秘密を掘り下げる者》で殴る

1T目に《秘密を掘り下げる者》を出して2ターン目に変身、後は相手の行動を打ち消すか、除去しながら殴るだけ。
テンポデッキの基本にして理想の行動ですね。
このデッキは《呪文貫き》が4枚入っているので《目くらまし》をケアしたら《呪文貫き》で構えられた!
なんて事が良く起きます。殴られるのを渋々我慢してソフトカウンター2つともケアしたら
今度は《Force of Will》されてやっぱり《秘密を掘り下げる者》が止まらない!って事もおきます。



《石鍛冶の神秘家》から装備品(《殴打頭蓋》)を出す。

今度は石鍛冶デッキの基本にして理想の行動です。
こちらは当たり前ですが《石鍛冶の神秘家》に即座に除去が撃ち込まれる為に
①の《秘密を掘り下げる者》プランよりも成功率は低いでしょう。
普通の石鍛冶コントロールの様に、5マナで《殴打頭蓋》のハードキャストを狙う事も視野に入れたプランであり
テンポデッキとはかけ離れたプランです。



《真の名の宿敵》で殴る。

《真の名の宿敵》を出して攻撃するプランです。
除去された《石鍛冶の神秘家》の置き土産《梅澤の十手》を装備出来るとプランを通り越しイージーウィンになります。



《稲妻》と《剣を鍬に》で相手のクリーチャーを殲滅する。

8枚の1マナ除去を連打して相手のクリーチャーをひたすら除去して行きます。
《死儀礼のシャーマン》に対してテンポを取られずに除去出来る事や
RUGデルバーでは対処が難しい巨大な《タルモゴイフ》も無理せずに除去出来る事がUWRデルバーの利点の1つです。
おかげで通常のテンポデッキでは厳しかった部族デッキへの対抗手段にもなっています。



脅威を打ち消す。

8枚のピッチカウンターと4枚の《呪文貫き》でマストカウンターを打消します。
単純に除去を打ち消すならば、①や、②のプランですが、それ以外にもスニークショウの《実物提示教育》や
ANTの《むかつき》ドレッジの《打開》なんかを打ち消す必要があります。
4枚の《呪文貫き》は④の8枚の除去の裏目を無くす為に採用されており、コンボデッキ相手にも十分対抗出来ます。



以上の5つのプランを相手デッキや盤面の状況、自分の手札に応じ切り替えて戦うのがUWRデルバーの動きとなります。

そして、これらのプランを支える為に《渦まく知識》と《思案》の8枚を使い必要なカードを探し
不要なカードを引かない様にライブラリー操作を行います。
スペルの取捨選択もありますが、引いてくる土地の枚数も重要です。

土地を絞るテンポデッキとして振る舞う場合には《真の名の宿敵》をキャストする3枚の土地があればよく
4枚目以降は引きたくありませんが、しかし《石鍛冶の神秘家》が除去され《殴打頭蓋》をハードキャストする必要がある場合には5マナまで土地を引く必要があります。
他にも《殴打頭蓋》のキャストの為に《不毛の大地》の起動や、《目くらまし》のピッチコストでのプレイを我慢したり
逆に《殴打頭蓋》のハードキャストは狙わずに《渦まく知識》のエサにし
ピッチカウンターを探してテンポデッキとして振る舞ったりする事もあるでしょう。
プレイングの切り替えが難しいですが、その分対応力が高くメタによらず安定して戦うことが出来ます。



2月KMCを優勝したこのUWRデルバーは対応力の高さを活かして死儀礼デッキとアンチ死儀礼デッキの両サイドに対して
満遍なく勝てるデッキだったと言えます。
満遍なく勝てるデッキの「丸さ」が活きると言う事は、言い換えれば多くのデッキが存在し
どのデッキにも勝てる可能性があるレガシーらしい混沌とした環境でもあると言う事です。

この次の3月KMCはその中から何が優勝するのか……次回デッキ紹介のこうご期待!
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