KMC Schedule
127th KMC
7月5日(Sun)
受付:13:30
開始:14:00
参加費:1000円
フォーマット:Legacy
定員:100名
会場:福島区民センター
最寄り駅:地下鉄千日前線「野田阪神駅」徒歩7分

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関西レガシーカレンダー(間違っていても責任は負いません。)
第126回KMC決勝戦動画

第3回KMCIT、決勝トーナメント第1回戦 タシロ コウイチ(パトリオット) vs セキモト タツオ(UWrミラクル)

激戦のスイスドロー5回戦が終了し、第三代KMCIT王者の称号を決める4人が出揃った。

予選1位:オモニシコウジロウ
予選2位:タシロコウイチ
予選3位:セキモトタツオ
予選4位:トクヤマコウタ

オモニシ コウジロウ(準優勝) タシロ コウイチ(優勝) セキモト タツオ(4位)トクヤマ コウタ(3位)

KMCはおろか、日本のレガシーの中でも一本名の通ったメンバーの集結である。





第3回KMCIT、決勝トーナメント第1回戦
タシロ コウイチ(パトリオット) vs セキモト タツオ(UWrミラクル) 〜Last Card〜

予選2位通過のタシロは、GP広島ベスト8経験を持つなど、レガシーのみならずオールラウンドで活躍する実力者。
予選最終戦では「苦手」と語るジャンドに逆転勝ちを収め、意気揚々と席に着く。

一方のセキモトは最終戦ID、第3位でトーナメント進出。
なんとこれまで3回のKMCITその全てでベスト4に進出、前回は見事に優勝まで収めている。
直近でもEnternalFestival2013で準優勝、後一歩で悔し涙にくれたが、関西の雄ここにありを見せ付けた。

そんな猛者二人の対決を前に、自然と観衆も周囲に集まり始める





■Game1

予選上位のタシロ、当然先手を選択し、初手を確認すると……じっと考え込む。

《秘密を掘り下げる者》
《石鍛冶の神秘家》
《石鍛冶の神秘家》
《Force of Will》
《Force of Will》
《Volcanic Island》
《不毛の大地》

「ちょっと考えます」と宣言し、目の前にある7枚に集中するタシロ。

対戦相手のセキモトがミラクルであることはわかっている。初手の《秘密を掘り下げる者》は願っても止まないクリーチャーだ。
一方で仮に白を引き込めなかった時に《石鍛冶の神秘家》の扱い。
決して早いわけではないとは言え、《相殺》《師範の占い独楽》を駆使する相手のデッキはどこまで此方に猶予を与えてくれるのか。



そしてタシロは最終的にこれを受け入れる。
当然《秘密を掘り下げる者》からスタートするタシロ。予測どおり飛んできたセキモトの《剣を鍬に》を《Force of Will》。

タシロのアップキープ、トップのカードは公開されない。
だが、メインフェイズにそのカードは力強く打ち付けられる。《Tundra》


《秘密を掘り下げる者》の変身と白の引き込み、何れかの道を通せると読んだタシロ。
見事に《石鍛冶の神秘家》をキャスト。《殴打頭蓋》を調達する。

石鍛冶の神秘家 殴打頭蓋

この石鍛冶にはセキモトから2枚目の《剣を鍬に》が当てられるが、タシロにも2枚目の《石鍛冶の神秘家》が控えている。
そして流石に3枚目の《剣を鍬に》は無いセキモト。

《殴打頭蓋》《梅澤の十手》とあるタシロを前にして《渦まく知識》で回答を探すセキモト。一息ついて、ひとまずターンエンド。

《思案》を公開して《秘密を掘り下げる者》が知識の深遠に辿り着くと、今度はタシロ自らが《思案》。
見えた3枚は《Tundra》《剣を鍬に》《秘密を掘り下げる者》

《秘密を掘り下げる者》を追加していくのか、とも思われたが、小考の後この3枚の受け入れを拒否。
新鮮なトップからもたらされたのは《真の名の宿敵》。


true-name nemesis


引き寄せるものが実に強い。




《渦まく知識》と《師範の占い独楽》で手札を整えるセキモト。まずは《議会の採決》。

議会の採決

タシロが手札の《梅澤の十手》を《石鍛冶の神秘家》の力で場に送り込むと、緊急議会が開催される。

セキモト党の提唱する《石鍛冶の神秘家》の罪状が満場一致で採決され、これが場から取り除かれる。
議会の決定はさしものタシロ党首も受け入れざるを得ない。

《昆虫の逸脱者》の対処法があるのか、《殴打頭蓋》への対抗策が無いのか、セキモトの手札に隠されるカードはいったい。

タシロは当然十手を《昆虫の逸脱者》に装備し攻撃。
そしてセキモトから示された対処法は《精神を刻む者、ジェイス》。一時的にとは言え戦場からクリーチャーがいなくなる。

しかしセキモトの思惑をよそに現れるのは、先にタシロを引き込んだ《真の名の宿敵》。
セキモトにとって直接此れを対策できるのは《終末》のみ。
それでも環境を支配する宿敵を対策できるのがミラクルというデッキの真骨頂。


さぁ・・・《終末》を準備しよう。まずはジェイスがライブラリートップを操作。《師範の占い独楽》を起動して掘り下げ・・・
……セキモトの手が止まる。やや残念そうに《溢れかえる岸辺》を起動。



ここでのシャッフルは大事と、軽く肩を回すタシロ。何気ない仕草だが、緊張感が伝わってくる。

セキモトは再び独楽にマナの力を込める……が、セキモトの次のアクションは《終末》のキャストではなく、デッキを静かに片付けることであった。

初手からの判断を読みきったタシロが、一気の寄りきりを決め先勝を収める。




■Game2

先手がセキモトに移ると、今度は両者共に即座にキープを宣言。これは良い戦いが期待できるか。

タシロの2ターン目《石鍛冶の神秘家》が両者のファーストスペル。
これを特に問題なく通したセキモトだが、タシロが《饗宴と飢餓の剣》をサーチするのを見て「緑黒剣?」とやや怪訝な表情。

それもそのはず、タシロの手札に既に揃う《殴打頭蓋》と《梅澤の十手》。

セキモトは《渦まく知識》で手札とライブラリーを整えると《相殺》をキャストする。これには「おー」と思わず声が出るタシロ。
手札の《呪文貫き》を合わせる事も出来たがじっくりと考えた後、《相殺》の着地を許可。
未だ見えぬ《師範の占い独楽》なり、後の脅威の《終末》などに照準を合わせたか。

タシロの《石鍛冶の神秘家》の力で《殴打頭蓋》が場に呼び込まれるものの、この装備品に巣くう細菌はセキモトが農場の肥料とし、戦場には落ち着いた空気が流れ続ける。
続くターンには《饗宴と飢餓の剣》を場に出るが、孤軍奮闘の《石鍛冶の神秘家》自体はセキモトが《瞬唱の魔道士》から《剣を鍬に》フラッシュバックで排除。装備品は許してもそれを使用する存在は絶対に許容しない。

セキモトの《精神を刻む者、ジェイス》こそは、タシロの《Force of Will》で退けられるものの、その隙に《師範の占い独楽》。
《相殺》+《師範の占い独楽》が揃ってしまい、マナも潤沢。一つまた一つとセキモトが世界を組み立てていく。

手札に《稲妻》が溜まるものの、クロッカーを引き込めないタシロ。やむなく《梅澤の十手》をキャストしていく。


これに考え込むセキモト。
ひとまず《相殺》誘発から《瞬唱の魔道士》で《渦まく知識》をフラッシュバック。手札の2マナを積み込むか・・・?

……積み込めない? やや長考するセキモト。

それでいて積み込んだカードもライブラリーに送り込みたくない模様。
フェッチランドを起動する事もなく、この《梅澤の十手》にはOKのサイン。

セキモトに2マナのスペルは無いのか?

セキモトの動きを見たタシロ、意を決するように《石鍛冶の神秘家》。
装備品そのものはもうライブラリーには恐らく無いであろうが、クリーチャー自体を着地させたくないセキモト。
《師範の占い独楽》を回し、フェッチランドを起動し、再度《師範の占い独楽》。
いつもの流れをスムーズにこなし、ここは2マナスペルを見つけたいところ。

セキモトの思いは通じ、無事《石鍛冶の神秘家》を見つける事で《相殺》を成立させる。

そうなると今度はセキモトの《石鍛冶の神秘家》のターン。《殴打頭蓋》を手にする事でゲーム展開はいよいよ終盤か。
この《殴打頭蓋》を暴れさせるわけにはいかないタシロ。
目の前の《相殺》《師範の占い独楽》を前にして、少し逡巡するも《稲妻》でお伺い。

セキモトは当然これを《相殺》……する事ができない。
《師範の占い独楽》をライブラリーに戻してまで《石鍛冶の神秘家》を守るものではないと、《稲妻》を受け入れていく。
まだまだ終盤は早かったか。



試合を観戦するギャラリーも黙り込み、お互いのキャストするスペルの声、「どうぞ」の言葉、筆者のタイプ音のみが響き渡る室内。
得も言われぬ緊張感が場を包み始める。


タシロは《稲妻》に続き《思案》。これをも受け入れたセキモト。
しかし《思案》から引っ張り込まれた《渋面の溶岩使い》はやむなく《師範の占い独楽》で《相殺》を行う。

セキモトは《師範の占い独楽》を手に入れてから当然此れを設置しようとするのだが、そこにはタシロの《Force of Will》。
セキモトを支え続けた1枚を失ってしまう結果に。しかしタシロもここで手放したのは《真の名の宿敵》。
痛みわけと言って良い結果か。


セキモトの《殴打頭蓋》、タシロの《殴打頭蓋》が手札と場を行ったり来たり。
隙を見つけてはお互いを殴り、両者のライフは11ターンを経過して共に21。
勝利の女神は未だどちらに微笑むか決めかねている。

《秘密を掘り下げる者》を引き込んだタシロ。これを《相殺》出来ないセキモト。
《師範の占い独楽》を失った影響がじわじわと現れてくる。このデルバーは続くターンに《紅蓮破》を公開。


少し前まで人間だった筈のものは、剣と十手を持つ5/4飛行という化け物に。
攻撃をしかけ、引き込んだ《紅蓮破》で、最後の障壁《相殺》割り込みに行く。

だがここでセキモトのライブラリートップも《紅蓮破》!!
《相殺》を守った上、《昆虫の逸脱者》の運命も定まったか。周囲からも思わず感嘆の声が上がる。

セキモトの《殴打頭蓋》にはタシロの《稲妻》連弾、タシロの《昆虫の逸脱者》にはセキモトの《紅蓮破》。
この試合幾度目かの静かな戦場へ。


タシロが《殴打頭蓋》を戻し、此れをキャスト。
合わせ鏡のようにセキモトも《殴打頭蓋》を手札に戻す。そしてキャスト、倒すのは5マナ、ではなく6マナ・・・


terminus_crop.jpg

しかしタシロもさるもの。
引き込んでいた《紅蓮破》を相殺に向けると、流石にこれをカウンターする事は適わず。
終に《相殺》+《師範の占い独楽》の呪縛を打ち破る。

今宵幾度繰り返されたのか《殴打頭蓋》の出し入れ。
タシロの細菌トークンには《剣を鍬に》が飛ぶ。セキモトのまだまだ負けてはいない。

タシロは《稲妻》を引き込み、これの打ち時を模索し始める。

そして、遂にタシロは待ちに待った《真の名の宿敵》を見つけるや否や即座にキャスト。
そしてこれにノータイムでトップを捲ってしまうセキモト。


だが場に《相殺》は既に無い。
ピーンと張り詰めた緊張感の中、セキモト程の男でもおかしてしまうミス。

セキモトには注意が与えられ、ジャッジの手によって強制的にライブラリーがシャッフル。
ここが試合の山、そう皆が思い始める。

タシロの《真の名の宿敵》は《梅澤の十手》と《饗宴と飢餓の剣》を両の手に持ち、緊急で《終末》が必要なセキモト。

自身のメインフェイズで《瞬唱の魔道士》。
《終末》ではなく《渦まく知識》を再利用したことで、手札の《終末》を積み込む、のかと思われた。

だが、次のセキモトの行動は《溢れかえる岸辺》起動。《終末》は、無い。



セキモト
「あの場面は、仮に墓地の《終末》を打っても、結局相手の《殴打頭蓋》との戦いが続くだけで、それまでの引き伸ばし繰り返しに過ぎません。相手に十手や剣がある以上不利なのはこちらなので、《渦まく知識》でとにかく掘り進み、直接解決策を探すしか道はありませんでした。ライブラリーにはまだ残ってましたし」




セキモトに残されたカードはあと2枚。《Force of Will》をドローしたタシロ。
《殴打頭蓋》も《真の名の宿敵》に装備させ、9/7絆魂・プロテクション(セキモト)の究極生物が完成。
当然攻撃が通り、タシロの土地もアンタップし、《Force of Will》の準備も万全。

セキモトに残されたカードはあと1枚。

フェッチランド後のまっさらなドロー。

セキモトはそのカードを見るや、それを場に伏せ、計算を始める。
そしてその計算が完了すると、「ドローフェーズ」にカードを公開した。

奇跡だ!!!
奇跡は奇跡でも《天使への願い》 X=6

sf191_039zcav4h5.jpg


タシロは1人慌てず騒がず、予定通りに《Force of Will》をキャスト。
対して公開されるセキモトのハンドに残された最後の一枚《赤霊破》が叩き付けられる。

一瞬愕然とした表情を見せるタシロ。
だが自身の手に残る最後のカードを改めて確認すると、すぐにいつものタシロに戻る。

この時点でライフは両者22。

タシロは《真の名の宿敵》で攻撃。《梅澤の十手》のカウンターを2つ(残1)使用すると、13点のライフと2つのカウンターを獲得する。


セキモト:9
タシロ:35



セキモトは《殴打頭蓋》を天使に纏わせ全軍に攻撃指令。


セキモト:17
タシロ:7



「エンド」



そのセキモトの言葉をさえぎる様にタシロから公開されたのは、タシロが目をやった一枚のカード



《稲妻》 to You。





セキモトは頭を垂れ「ありがとうございました」と敗北を認めるのであった。
その瞬間、何かから解き放たれたかのように場の空気が穏やかに戻る。


タシロWin!
第三回KMCIT決勝進出。




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