エターナルWトライアル 八尾 俊佑(兵庫県)vs足立 了亮(京都)
エターナルWトライアル 八尾 俊佑(兵庫県)vs足立 了亮(京都)
by TTW

決戦の地はカードボックス高槻店。
10月にリニューアルオープンしたばかりの新天地を舞台にした決戦の卓についたのは、しかし対象的に古豪の二人。
八尾はFinals2007本戦で多くのプレイヤーに衝撃を与えたデッキ「GO! 八尾ドラゴン」の調整者の一人。レガシーでは様々なデッキを操り、今日のデッキはDJM。《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy》《僧院の導師/Monastery Mentor》を主軸にしたグッドスタッフデッキだ。
対する足立はMTG歴10年以上、エターナルパーティー2014準優勝とキャリア、実力ともに八尾に引けをとらない。足立のデッキはレガシーを始めて以来一貫して使い続けているPoxだ。
Game1
両者じっくり悩んだ上で7枚の手札をキープ。
先手の八尾は《Tundra》から《師範の占い独楽》スタート。
2ターン目まで足立の動きはない。《Tundra》《Underground Sea》とデュアルランドだらけの土地に干渉できないことが厳しい。

(八尾 俊佑)
3ターン目八尾は《陰謀団式療法》を唱える。全く動いてこない足立のキープ基準は3マナ行動、すなわち《ヴェールのリリアナ》と考え《陰謀団式療法》でコール。しかし、足立の手札に《ヴェールのリリアナ》はなかった。公開された手札は
と除去満載の手札。
後手3ターン目、足立は先程公開された《小悪疫》をプレイ。足立は《沼》を、八尾は足立の場に《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》があるため《Tundra》を優先し《Underground Sea》を生け贄に捧げる。足立はさらに《産卵池》をセットしてエンドする。
八尾は2枚目の《陰謀団式療法》を手札からプレイ。これ以上土地を壊されてはたまらないため指定は《小悪疫》。足立の手札から《小悪疫》が失われる。
ここで足立は《ヴェールのリリアナ》をトップデッキ。「それは見ていない(笑)」と苦笑しながら八尾は《渦まく知識》をコストに《Force of Will》で打ち消す。
危機を凌いだ八尾だが、ここで《Tundra》1枚で土地がストップ。が、《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》で黒マナが出るためそこから《死儀礼のシャーマン》をプレイ。足立の除去だらけの手札につきあわないために《死儀礼のシャーマン》をコストに《陰謀団式療法》を即座にフラッシュバック。指定は《The Abyss》だ。互いの妨害工作によってゲームは消耗戦へ突入する。
さらに足立が3枚目の《小悪疫》をトップデッキしたため消耗戦を通り越して泥仕合の様相を呈する。八尾の土地は0枚、足立の土地は2枚だ。しかし、泥仕合こそポックスの本懐。足立は次々に土地を引き込み《産卵池》と《ミシュラの工廠》で徐々に八尾のライフを削る。
結局、八尾が投了するまで八尾の場に再び土地がセットされることはなかった。
八尾 0-1 足立
Game2
すぐにキープを決めた八尾に対して足立は悩んでキープ。
先手の八尾は《ギタクシア派の調査》から《死儀礼のシャーマン》スタート。
《ギタクシア派の調査》によって公開された足立の手札は以下の内容だ。

(足立 了亮)
後手の足立は《不毛の大地》セットから《真髄の針》をプレイして、指定は《死儀礼のシャーマン》。先程の手札にはなかったカードだ。
八尾は《思案》でドロー操作したあとに《不毛の大地》で《不毛の大地》を破壊。そして《死儀礼のシャーマン》でアタック。
ターンが返ってきた足立は《無垢の血》で《死儀礼のシャーマン》を処分。
八尾「見てないカードばかり(笑)」
足立「見てないカードプレイしたほうが面白いでしょう?」
と鍔迫り合いを楽しむ二人。八尾が《師範の占い独楽》をセットし束の間の拮抗が訪れるかと思われた。
だが、足立はここで一気に勝負に出た。2枚の《暗黒の儀式》からX=4の《奈落の総ざらい》を唱え大量のゾンビを戦場に呼び出す。ゾンビ軍団が一瞬にして八尾のライフを奪い去った。
八尾 0-2 足立
足立 Win!

エターナルWトライアル優勝は足立 了亮(京都)!
おめでとう足立!
by TTW

決戦の地はカードボックス高槻店。
10月にリニューアルオープンしたばかりの新天地を舞台にした決戦の卓についたのは、しかし対象的に古豪の二人。
八尾はFinals2007本戦で多くのプレイヤーに衝撃を与えたデッキ「GO! 八尾ドラゴン」の調整者の一人。レガシーでは様々なデッキを操り、今日のデッキはDJM。《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy》《僧院の導師/Monastery Mentor》を主軸にしたグッドスタッフデッキだ。
対する足立はMTG歴10年以上、エターナルパーティー2014準優勝とキャリア、実力ともに八尾に引けをとらない。足立のデッキはレガシーを始めて以来一貫して使い続けているPoxだ。
Game1
両者じっくり悩んだ上で7枚の手札をキープ。
先手の八尾は《Tundra》から《師範の占い独楽》スタート。
2ターン目まで足立の動きはない。《Tundra》《Underground Sea》とデュアルランドだらけの土地に干渉できないことが厳しい。

(八尾 俊佑)
3ターン目八尾は《陰謀団式療法》を唱える。全く動いてこない足立のキープ基準は3マナ行動、すなわち《ヴェールのリリアナ》と考え《陰謀団式療法》でコール。しかし、足立の手札に《ヴェールのリリアナ》はなかった。公開された手札は
《小悪疫》
《小悪疫》
《無垢の血》
《無垢の血》
《The Abyss》
《暗黒の儀式》
《The Tabernacle at Pendrell Vale》
と除去満載の手札。
後手3ターン目、足立は先程公開された《小悪疫》をプレイ。足立は《沼》を、八尾は足立の場に《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》があるため《Tundra》を優先し《Underground Sea》を生け贄に捧げる。足立はさらに《産卵池》をセットしてエンドする。
八尾は2枚目の《陰謀団式療法》を手札からプレイ。これ以上土地を壊されてはたまらないため指定は《小悪疫》。足立の手札から《小悪疫》が失われる。
ここで足立は《ヴェールのリリアナ》をトップデッキ。「それは見ていない(笑)」と苦笑しながら八尾は《渦まく知識》をコストに《Force of Will》で打ち消す。
危機を凌いだ八尾だが、ここで《Tundra》1枚で土地がストップ。が、《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》で黒マナが出るためそこから《死儀礼のシャーマン》をプレイ。足立の除去だらけの手札につきあわないために《死儀礼のシャーマン》をコストに《陰謀団式療法》を即座にフラッシュバック。指定は《The Abyss》だ。互いの妨害工作によってゲームは消耗戦へ突入する。
さらに足立が3枚目の《小悪疫》をトップデッキしたため消耗戦を通り越して泥仕合の様相を呈する。八尾の土地は0枚、足立の土地は2枚だ。しかし、泥仕合こそポックスの本懐。足立は次々に土地を引き込み《産卵池》と《ミシュラの工廠》で徐々に八尾のライフを削る。
結局、八尾が投了するまで八尾の場に再び土地がセットされることはなかった。
八尾 0-1 足立
Game2
すぐにキープを決めた八尾に対して足立は悩んでキープ。
先手の八尾は《ギタクシア派の調査》から《死儀礼のシャーマン》スタート。
《ギタクシア派の調査》によって公開された足立の手札は以下の内容だ。
《沼》
《産卵池》
《不毛の大地》
《ミシュラの工廠》
《暗黒の儀式》
《暗黒の儀式》
《奈落の総ざらい》

(足立 了亮)
後手の足立は《不毛の大地》セットから《真髄の針》をプレイして、指定は《死儀礼のシャーマン》。先程の手札にはなかったカードだ。
八尾は《思案》でドロー操作したあとに《不毛の大地》で《不毛の大地》を破壊。そして《死儀礼のシャーマン》でアタック。
ターンが返ってきた足立は《無垢の血》で《死儀礼のシャーマン》を処分。
八尾「見てないカードばかり(笑)」
足立「見てないカードプレイしたほうが面白いでしょう?」
と鍔迫り合いを楽しむ二人。八尾が《師範の占い独楽》をセットし束の間の拮抗が訪れるかと思われた。
だが、足立はここで一気に勝負に出た。2枚の《暗黒の儀式》からX=4の《奈落の総ざらい》を唱え大量のゾンビを戦場に呼び出す。ゾンビ軍団が一瞬にして八尾のライフを奪い去った。
八尾 0-2 足立
足立 Win!

エターナルWトライアル優勝は足立 了亮(京都)!
おめでとう足立!
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