KMC Schedule
127th KMC
7月5日(Sun)
受付:13:30
開始:14:00
参加費:1000円
フォーマット:Legacy
定員:100名
会場:福島区民センター
最寄り駅:地下鉄千日前線「野田阪神駅」徒歩7分

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《死儀礼のシャーマン》と《ギタクシア派の調査》禁止後のレガシー

《死儀礼のシャーマン》と《ギタクシア派の調査》禁止後のレガシー

まずはこちらを見てください

2018年7月2日 禁止制限告知
(リンク先は外部リンクです。マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト)



DrS.jpgGnP.jpg


今週月曜日に告知された禁止改定です。それによってレガシー環境において新たに《死儀礼のシャーマン》と《ギタクシア派の調査》が禁止カードに指定されました。理由は上記リンクにおいて解説されていますが簡単に述べますと《死儀礼のシャーマン》は多様性を保つため、《ギタクシア派の調査》はゲームプレイに悪影響を与えることを懸念されて禁止されました

発売から《死儀礼のシャーマン》は約6年、《ギタクシア派の調査》は7年の時を経て禁止されました。正直に言いますと、この情報を知った際に思ったことは「レガシーのメタ上に存在するデッキの半分ぐらいに影響があるのでは?」と思ったほど衝撃を受けました。それほど《死儀礼のシャーマン》と《ギタクシア派の調査》はレガシーで広く使われているカードだったのです

これだけ大きな変化となると使っていたプレイヤーにとっても使っていないプレイヤーにも影響があります。この記事では今回の禁止がレガシーにどのような影響を与えるかを予想していきます。まずはカード毎に使われていたデッキを確認していきましょう


《死儀礼のシャーマン》と《ギタクシア派の調査》を使用していたデッキ

・グリクシスデルバー
最も大きな影響を受けたデッキです。実際告知の中でも名指しされていたデッキです。禁止の理由の一端はグリクシスデルバーを抑制する目的があります

それだけに一気に二つのパーツを失いました。禁止を受けてグリクシスデルバーは《死儀礼のシャーマン》によるマナ・ブーストを背景にしたテンポ戦略を取ることが出来なくなりました。《真の名の宿敵》は2ターン目に出ることはありませんし、《不毛の大地》や《目くらまし》をテンポ・ロスなしに使用することはもはや出来ません

また、《ギタクシア派の調査》を失ったことにより《陰謀団式療法》と《若き紅蓮術士》は弱体化しました。さらに墓地が肥えるスピードが減ったため《グルマグのアンコウ》はこれまでのような速さで登場することはなくなりました

カード単体で見ても《死儀礼のシャーマン》は強力なカードです。グリクシスデルバーにおいても重要なクロックであるため空いた穴を埋めることは非常に難しいでしょう。あまりにも多くのものを失ったため存続が危ぶまれています


・グリクシスコントロール
こちらは《死儀礼のシャーマン》が入っていたりいなかったりするデッキなのですが、《ギタクシア派の調査》を失ったことはほとんどのリストに影響があります

グリクシスデルバー以上に《ギタクシア派の調査》と《陰謀団式療法》の組み合わせに依存しているデッキなので《ギタクシア派の調査》が禁止されたダメージはこちらの方が高めです。ただし、《陰謀団式療法》のもう一人の相方である《若き紅蓮術士》は残っていますし、環境が再び《石鍛治の神秘家》を多用するようになるなら《陰謀団式療法》と《コラガンの命令》を使えるこのデッキを使う価値はあるでしょう

今後のグリクシスカラーのデッキはこちらのタイプが増えるのではないかと思われます


《死儀礼のシャーマン》を使用していたデッキ

DrS.jpg

・黒緑系デッキ全般
…といっても過言ではないほど広範囲に影響が出ています。黒緑系デッキで《死儀礼のシャーマン》を利用していないデッキはターボ・デプスぐらいのものでしょう。中でも代表的なものを見ていきます

・4色コントロール
《Underground Sea》から出るマナ・クリーチャーというのは4色コントロールに様々な恩恵を与えて来ました。たとえ1ターン目に出した《死儀礼のシャーマン》が除去されても2ターン目には《トーラックへの賛歌》のような色拘束の強い呪文や《悪意の大梟》といったマルチカラーの呪文を問題なく唱えることが出来ました。勿論、《死儀礼のシャーマン》が除去されなけば《トレストの使者、レオヴォルド》を2ターン目に叩きつけることも可能でした

この先も別のマナ・クリーチャーで代用して存続する可能性はありますが、緑マナスタートを余儀なくされるか、あるいは以前より使い辛いマナ・ブースト手段を使うことになるでしょう。マナ・クリーチャーを使わないという選択肢もありますが、その場合は《トレストの使者、レオヴォルド》や《コラガンの命令》といった3マナ以降の呪文の使い勝手が悪くなります


・エルフ
エルフにおける《死儀礼のシャーマン》はマナブースト手段であり、貴重なダメージソースでもありました。さらにメインから墓地対策ができるというのはエルフにとって大きなメリットでした。加えて部族シナジーまであるなら文句の言いようがありません。《ワイアウッドの共生虫》や《クウィリーオン・レインジャー》による連射は他のデッキが使う《死儀礼のシャーマン》より遥かに脅威でした

抜けた枠には以前のように《ラノワールのエルフ》(または《Fyndhorn Elves》や《エルフの神秘家》)が埋めることになるでしょう。明確な候補がいる分まだ他のデッキよりはダメージが少ないです。デッキとしては今後も存続するでしょう


《ギタクシア派の調査》を使用していたデッキ

GnP.jpg

・ANT
《ギタクシア派の調査》は早期にプランを立てられること、ストームのタネ、果ては《陰謀団の儀式》のスレッショルド達成まで八面六臂の活躍していたカードです。当然弱体化が予想されるのですが今後もメタゲームに食い込むデッキであることは間違いありません。というのも《ギタクシア派の調査》が登場する前にも完成度の高いリストがあったこと、さらに《死儀礼のシャーマン》の禁止です。スレッショルドをしにくくなった代わりにスレッショルドを妨害するカードも減ったというのが実際のところです

・青赤デルバー
《ギタクシア派の調査》の禁止によるダメージが深刻なのはこちらでしょう。《ギタクシア派の調査》によって得られる手札の情報、果敢や《若き紅蓮術士》の誘発型能力による打点が失われます。《ギタクシア派の調査》はデルバーデッキの戦略を支えていた部分が多かったため、今回の禁止は痛手でしょう。青赤デルバーに限っていえば《僧院の速槍》、《若き紅蓮術士》、《嵐追いの魔道士》など採用されているほとんどのクリーチャーがスピードダウンします



今後のメタゲーム

今後のメタゲームの中心に来ると思われるデッキは以下の通りです

・デス&タックス
禁止によって弱体化を受けなかったデッキです。さらに天敵である4色コントロールの弱体化によって今後の活躍が予想されます

・エルドラージ
こちらも禁止されたカードがないために相対的に強くなったデッキです

・奇跡
奇跡も禁止されたカードを使っていないデッキです。懸念材料があるとすればデルバーデッキの減少により有利マッチが減ることでしょうか

・Sneak Attack
デルバー系デッキの減少がなんと言っても追い風。また禁止改訂後に増加すると予想されるEldraziとコントロールデッキに有効なデッキです。赤単プリズンの《罠の橋》に対抗するために《全知》を入れた従来通りの形が流行りそうです

・石鍛治
《ギタクシア派の調査》禁止による《陰謀団式療法》減少、さらに《コラガンの命令》の使用率の低下によって装備品が活躍しやすい環境になるでしょう

・リアニメイト
メインゲームの勝率の上昇と、Sneak Attackの増加がポイントです。サイドボードにどれだけ「対策の対策」を用意できるかが今後の鍵となるでしょう



以上のことを踏まえると、今後のメタゲームで予想されるのはデルバー系デッキの減少と墓地利用コンボの増加です。ただ、墓地利用コンボについては使用する場合は環境を十分に見極める必要があります。というのも《死儀礼のシャーマン》が禁止されたことによる墓地利用デッキの増加をほとんどの人が予想しています。そのためサイドボードの墓地対策の枚数は以前より増えることになるでしょう。リアニメイトなどのデッキを使うときは自分の出る大会がどの程度墓地利用デッキを警戒している環境か把握した上で使うことをお勧めします

また、RUG Delverの復権が予想されていますが個人的にはこの意見に否定的です。理由は二つあって、ひとつは上で述べた墓地対策の増加に巻き込まれることです。そしてもう一つは他のビートダウンデッキの存在です。今後増えると予想されるデス&タックスは以前争ったとき以上に強化されていますし、エルドラージの《難題の予見者》は《敏捷なマングース》にとって大きな壁です。さらに《魂の洞窟》や《虚空の杯》も頭の痛い存在です


カード単体では以下のカードが今後活躍するのではないかと予想しています

《タルモゴイフ》《聖遺の騎士》
Tarmogoyf.jpg聖遺の騎士

《死儀礼のシャーマン》の禁止によってサイズを維持しやすくなりました。さらに《聖遺の騎士》はSneak Attackに対しても有効です

石鍛冶の神秘家

《石鍛治の神秘家》
《陰謀団式療法》と《コラガンの命令》の使用率低下によって活躍が予想されます。今後の課題は如何に《難題の予見者》から手札の装備品を守るかになるでしょう

実物提示教育

《実物提示教育》
Sneak Attackに加え、青黒リアニメイトの「墓地対策の対策」として使われることでしょう

ヴェンディリオン

《ヴェンディリオン三人衆》
Sneak Attackや奇跡に有効なカードです


新しい禁止改定が適用されるのはMagic Onlineでは2018年7月5日からリアルでは2018年7月6日からです。今後のレガシーの大会を出る上でこの記事が参考になれば幸いです。それではまた
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