KMC Schedule
84th KMC
9月23日(Sat)
受付:13:15
開始:14:00
参加費:1000円
会場:港区民センター
最寄り駅:地下鉄中央線、JR環状線「弁天町」下車 徒歩7分

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関西レガシーカレンダー(間違っていても責任は負いません。)
83th KMC Final Movie

メタゲームで見るKMC:20th

お久ぶりです、TTWです。

2回の休載をいただいている間にKMCIT(KMC Invitational)が終了し、M14が発売してしまいました。
なんてこったい。

長かったKMCポイントレースもついに完走。白熱したKMCITも終了し、新シーズンに入りました。
心機一転、下半期は是非勝ち上がってインビテーショナルの切符を手に入れましょう!

また、8月からKMCが月2回の開催にパワーアップしました
これもKMCに来ていただいている多くの参加者があってこそのことだと思います。
日頃参加されている皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。



さて、それでは振り返っていきましょう。

デッキブレイクダウン_グラフ

最大勢力はKMCITでも優勝を飾ったエスパー石鍛冶。
【Death-Blade】も加味すればエスパーベースの石鍛冶デッキが6人もいたことになります。
続くはジャンク、トリコトラフト、バーンと使用者3人のデッキが続き、他はまばらとなっています。
 

全体を見回してみると高速系のビートデッキやコンボデッキが多く見受けられ
環境が変化し、高速化していると言って良いでしょう。

上半期後半では低速デッキが多く活躍していましたが
新シーズンスタートと共にプレイヤー達も新たな試みを始めたようです。
それを敏感に察知し一時期隆盛した続唱デッキは減少しています、これもメタの影響の一つでしょう。


上半期のキーワードが「やりたいことをやる」なら、
下半期のキーワードは「やられる前に叩き潰す」になりそうです。


【アーキタイプ別分布】

15 ビートコントロール
10 ビートダウン
 9 コンボ
 7 ミッドレンジ
 4 コントロール
 2 ランプ



テンポ系デッキと高速ビートデッキの流行によって、ビート系デッキが大幅に増加。半分以上を占めています。
更に「早さ勝負なら!」と名乗りを上げているコンボも2割近くいますし、全体を見ると7割が速めのデッキです。
プレイヤー達も環境の変化を敏感に察知して遅めのデッキの使用は控えているようです。

 
中速デッキが減った事により低速デッキは肩身の狭い思いをしています。
コントロールやミッドレンジを使用するならサイドボードは速いデッキを意識したカードが是非欲しいですね。

まとめると『短期決戦』が今回の攻略テーマでした。


【TOP8:解説】
1位 Esper-Blade
2位 RUG Delver
3位 Omni Halls
4位 Enchantress
5位 Junk Aristocrats
6位 Burn
7位 UW Stoneforge
8位 Dredge
http://mtgkmc.blog.fc2.com/blog-entry-74.html

優勝はKMCITに続いてエスパー石鍛冶。
勿論、使い手も同じ方です。流石は王者の貫禄と言ったところでしょうか。KMCITに続き2連覇達成です。
果たして次回はこの勢いを止めるプレイヤーは現れるのでしょうか。
 
今回は宿敵【RUG Delver】を決勝戦で下し優勝しました。決勝は動画を撮影していますので是非ご覧ください。
非常に丁寧にDelver側の攻勢を捌いており、エスパー石鍛冶を使うなら是非参考にしたい一戦です。



また、発掘デッキ(Dredge)が久々にベスト8入り。墓地対策が薄くなった間隙をついて勝ち上がって来ました。
メタを見極めた上でのデッキ選択が上手く嵌った好例と言って良いでしょう。
皆さん墓地対策忘れていませんか? 


さて、ベスト8の常連の中に一際異色を放つデッキがあります。【Junk Aristocrats】です。
スタンでお馴染みのデッキですが、レガシーでは中々見ないデッキです。
筆者もまさかレガシーで《カルテルの貴種/Cartel Aristocrat》が使われるとは思いませんでした。

貴種

そして実はこのデッキ、KMCで3回連続ベスト8に残っています。
レガシーも既存のデッキ以外にまだまだアイデアが眠っているのかもしれません。
このデッキがレガシー環境においてどう強いかは、実際に回したことがないので解説は難しいです。
ですが、非常に興味が惹かれるデッキですね。


トップ8全体を見渡すと、安定性の高いデッキを選択したプレイヤーが多い様に感じ
環境の高速化が進み、ブン回りデッキが淘汰されるという皮肉な結果を招いた様にも見えます。
相手が早期の段階で勝負を仕掛けてくるので
序盤の差し合いを安定してこなせるデッキが生き残った形になったのでしょうか。


【注目のデッキ】

Player Name:Yamanaka Tomofumi
Deck Name:Junk Aristocrats
Deck Designer:社長

--------------------------------

21//Lands
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
3《湿地の干潟/Marsh Flats》
2《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4《Scrubland》
1《Bayou》
1《Savannah》
2《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1《Karakas》
1《沼/Swamp》
1《森/Forest》
1《平地/Plains》


25//Creature
4《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4《闇の腹心/Dark Confidant》
4《復活の声/Voice of Resurgence》
4《カルテルの貴種/Cartel Aristocrat》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3《ルーンの母/Mother of Runes》
2《縞痕のヴァロルズ/Varolz, the Scar-Striped》


14//Spells
4《思考囲い/Thoughtseize》
4《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
3《未練ある魂/Lingering Souls》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
1《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》
1《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad》


■Sideboard
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《突然の衰微/Abrupt Decay》
2《盲信的迫害/Zealous Persecution》
2《名誉回復/Vindicate》



今月の注目デッキはこれ、Junk Aristocrats!

さて、アリストクラッツと言えばスタンダードで活躍していることでご存知の方も多いかと思われます。
デッキを簡単に説明しますと、墓地に行くことでリソースを生み出すカードと
生贄に捧げる能力を持ったカードをかき集めたシナジーデッキです。

Aristocratsはスタンダードでも様々な派生タイプがあります。
これはその中でも《復活の声/Voice of Resurgence》《縞痕のヴァロルズ/Varolz, the Scar-Striped》を用いた

声varolz.jpeg

【Junk Aristocrats】と呼ばれるデッキをベースに改造したものと思われます。

よく「一つ一つのパーツは弱い。しかし、シナジーがそれを覆す」と言われるAristocrats系デッキですが
流石にレガシー環境まで目を向けるとカードパワーが洒落になっていません。
カラーリング的に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》《闇の腹心/Dark Confidant》と言った
強力なクリーチャーが使える上に石鍛冶に付随した各種装備品も使用出来ます。


アドバンテージ獲得手段向上に加え《未練ある魂/Lingering Souls》《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》による
飛行戦略は本家には無い魅力的な制圧能力と言えるでしょう。
また相手を妨害する手段も《思考囲い/Thoughtseize》と《陰謀団式療法/Cabal Therapy》と言う
強力な手札破壊スペルがガッチリとデッキを支えています。
特に《陰謀団式療法/Cabal Therapy》は『サクリ台』としても機能させる事が出来るので
このデッキにとっては「最良のハンデス」と言えるでしょう。


驚くべきは、レガシーの良い長所を取り入れつつも本家のコンセプトは全く失われていないことです。
『サクリ台』はスタン環境のままですし(カルテルの貴種さえ!)《復活の声/Voice of Resurgence》も入っています
レガシー環境の標準除去が《剣を鍬に/Swords to Plowshares》であるこの環境では
《復活の声/Voice of Resurgence》が活躍し難いのですが能動的に生贄に捧げれることにより
この問題点を上手く解決しています。

また3枚入っている《ルーンの母/Mother of Runes》がシステムクリチャーを守る他に
縞痕のヴァロルズ/Varolz, the Scar-Striped》で強化した生物のフィニッシュブローを通す手段にもなっていて
環境をよく理解したナイスカードチョイスですね。
他フォーマットで強力なコンセプトを残しつつ、環境に合わせて進化させる。卓越した調整が光る一面です。


そしてこのデッキを語る上で外せない点が一つあります。
メインボードに除去スペルが一切入っていない』非常に漢らしい仕様となっております。
多様なシステムクリーチャーと、それらが生み出す豊富な搦め手が
「除去スペルを持たないビートダウン」と言うレガシーでは常識外れなデッキを成立させているのでしょう。

レガシー用に調整しつつも、本家の魅力を損なわない。そんな制作者のデッキ理解が輝く一つでした。
こんな面白いデッキが勝ち上がるとは、レガシーもまだまだ新しい刺激がありますね!



【まとめ】
最大のポイントは『中速~低速デッキが大きく減少した』ことです。
ですから、メタを読む上である程度これらを切ってしまうのも1つの手と言えるでしょう。
 
また高速デッキやコンボデッキを意識したサイドボードが必要とされています。
いつもより対策カードを心持ち多めに入れておくと良いかもしれませんね。

それとドレッジが勝ち上がったことを鑑みるに墓地対策が若干薄いように感じられます。
そこを狙い目にするか、それとも引き締めるか・・・デッキによって明暗が分かれそうですね。


次回開催は8月11日(日)! 会場でお会い出来る事を楽しみにしています。それではまた。



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